2007年02月01日 (木)

OneStat.com、2007年1月のブラウザシェアを発表

IE7の世界シェアは10.97%、蘭OneStat.comの最新調査結果

オランダのOneStat.comは、最新のブラウザシェア調査の結果を発表しました。2007年1月調査時点でのブラウザシェアは、

1:Internet Explorer …85.81%(2006年11月比0.57ポイント増加)
2:Mozilla Firefox …12.15%(2006年11月比0.46ポイント減少)
3:Safari …1.64%(2006年11月比0.03ポイント増加)
4:Opera …0.58%
5:Netscape …0.13%

となっています。

この内、IE7のシェアは10.97%を占めており、2006年11月時点に比べて7.91ポイント増加しています。既にインストール数では1億台を突破しているといい、想像以上に早いスピードで浸透していることが分かります。

そんな中で、健闘を続けていたFirefoxのシェアは、2006年11月時点に比べて0.46ポイントの減少。Web標準などといったものには興味を示さず、そもそもブラウザはインストールするものですらないという(サイレント)マジョリティを鑑みると、やはりWindowsのシェアが割れて来ない限り、Firefoxがこれ以上IEに追いつくことは難しいのかもしれません。

一方、相変わらずブレがないのはSafari。ことインストールベースに目を向けると、巷では、未だにIE5を使用しているMacユーザーも少数派ながら存在するので、Mac OS X上でFirefoxを使っているユーザー数を考慮すると、アクティブなMacユーザーの割合は大凡2〜3%程度といったところでしょうか。ただ、この手の推計は、調査を行う母集団や調査方法によっても差があり、例えば、米Net Applicationsが行った2006年12月度のシェア推計では、IEの世界シェアが80%を割り込む一方、Safariのシェアは4.24%にまで上昇しています。“週末マカー”などといったケースも含めれば、案外、Macユーザーの割合は5%に近付いているのかもしれませんね。

リンク:IEの世界シェアが80%割れ、Firefox14%

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