2007年02月26日 (月)

「月刊少年ジャンプ」が休刊

月刊少年ジャンプ休刊 今秋に新雑誌創刊(2/23)

集英社は、漫画雑誌「月刊少年ジャンプ」を6月6日発売の7月号をもって休刊することを明らかにしました。休刊の理由を「部数がピーク時の3割程度に落ち込んだため」としており、「発展的解消の形で時代に合った新雑誌を今秋をめどに創刊する」(同社広報室)と伝えています。同誌は1969年12月に「週刊少年ジャンプ」の兄弟誌として創刊され、89年には140万部を発行。昨年の平均発行部数は約42万部としています。

月刊およそ40万部という発行部数は、月刊漫画誌としてはかなりの規模。にも関わらず休刊するのは、月刊およそ100万部を発行するとされるライバル誌「月刊少年マガジン」との相対的な格差が一因と推測されます。「ビジネスジャンプ」や「スーパージャンプ」など、“ジャンプ”の名を戴く類似の兄弟誌と食い合っていた部分もあり、潜在顧客の掘り起こしを狙った、マーケティングによる休刊と言えそうです。

週刊漫画誌をフォローする熱もとうに消え失せ、単行本からすら遠ざかって久しい昨今。元来月刊誌はテリトリー外だった為に、ジャンプっ子であった私にしても「月刊少年ジャンプ」にはこれといって思い入れはありません。強いて思い出を挙げるとすれば、おばあちゃんに「週刊少年ジャンプ」を頼んだのに、手元に届いたのが「月刊少年ジャンプ」だったことくらい。そういう意味では、「週刊少年ジャンプ」を子供に頼まれた親御さんが、間違えて「月刊少年ジャンプ」を買って来てしまう、という風情も無くなりそうです。

ただ、よもやこんな時代が来るとは思いませんで、“ジャンプ”と名の付く老舗の漫画雑誌が休刊に追い込まれるというのは驚き。「週刊少年ジャンプ」の二軍的なイメージが固定され、ブランド力が低下していた部分はありましたが、まだまだやれるべきことはあったのではないか、というのが正直なところです。

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