2007年03月03日 (土)

Honda F1、環境をテーマにした新コンセプトを発表

Honda Racing F1 Teamは2月26日、2007年シーズン参戦に向け、環境をテーマにした新しいカラーリングとマーケティング手法を発表しました。

Honda Racing F1 Team 、環境をテーマにした新コンセプトを発表

コンセプトの概要は「地球をイメージした新しいマシンカラーリングの採用と斬新なマーケティング手法」。2007年シーズンを戦うRA107には、環境問題に直面する地球をイメージしたカラーリングが採用され、規定で定められたマニュファクチャラーロゴ、スポンサーロゴ、カーナンバー以外のスポンサーロゴの露出が廃止されています。また、スポンサーロゴの廃止に伴い、イメージのライセンス化を実施。パートナーとなる企業に対し、マシン及びロゴの使用をライセンス化することで、マーケティングツールとしての活用を可能としています。

これにより、パートナー企業は、ホンダF1と共に「環境をテーマに戦う」イメージを共有。また、ホンダF1の新カラーリングは、従来のものから大胆なイメージチェンジを果たすこととなりました。

Image:RA107

更に、新たな環境への取り組みとして、協賛金(スポンサーフィーやライセンスフィー)の一部を、環境保護団体などへの寄付に宛てがう他、リヤウイングに描かれたアドレス www.myearthdream.com 上で、一般の人々がマシンのピクセルを購入することで参加できるチャリティーを展開します。

多くの驚きとインパクトを持って迎えられたこのニュース。斬新過ぎるカラーリングに関しては、レーシングカーとして格好良いか格好悪いか、といった次元を既に超越してしまっていて、これでサーキットを疾走する姿が俄には想像出来ません。ホンダという企業のアイデンティティから考えるとこの配色は理解出来るものですが、第1期から連綿と続いていたナショナルカラーのイメージからすると、やはり違和感があります。

ただ、「走る広告塔」と言われるF1マシンから一切の企業ロゴを廃してしまったのは、実に驚くべき決断です。近代F1はまず第一にビジネスですから、よくスポンサーが納得したものだと感心してしまいます。しかし、看板代の代わりにイメージのライセンス化という手法を採用したことからも、今回の企画は、ホンダF1チームとしての資金回収が目的ではなく、ホンダブランド全体のイメージ戦略に近いプロジェクトと考えた方が良さそうです。この奇抜なマシンを通して、ホンダはメッセージとイメージを伝えようとしています。

そんな「環境」をキーワードにしたホンダF1の新たな取り組みに対して、既に幾つかの企業や団体が関心を示していることからも、彼らの目論見は、第一段階に於いては一先ず成功している様に思えます。一方で、F1カラーリング史にとっても、今回のアースカラー・コンセプトは、スポンサー・カラーが持ち込まれて以来のエポックメイキングな出来事と言えるでしょう。

今季のホンダF1は、マシン形状も他のチームとは異なるものを導入しており、ライバルチームとは完全に違う方向を向いています。テスト期間中の成績は芳しくない様子ですが、好感度だけは急上昇中。パイオニアであるからこそ意義のある大決断を引っ提げて、今シーズンの展開が非常に楽しみになってきました。

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