2007年03月14日 (水)

PS2「ファンタシースターユニバース」終了

ネットワークサービスの登録・課金システム変更に伴い、ようやく「PSU」を引退することが出来ました。生涯ステータスは、

・総プレイ時間:588時間
・キャラクター:キャスト♂ / Lv.66
・職業レベル:ハンターLv.6
       レンジャーLv.5
       ファイガンナーLv.8

惰性で続けていたとはいえ、廃人仕様のシステムに心も体も追いついていなかったことを考えれば、我ながらよくここまで頑張ったなぁ、というのが正直なところ。生涯最高貯蓄額は僅かに25万メセタ。「プラント奪還」「聖地奪還」ルーティーンで10万メセタに到達するのでさえ一苦労だったことを踏まえれば、主要な物品が数十万〜数百万メセタのレベルで取引される物流経済、その加速度的なインフレに着いて行ける筈もなく、レアアイテムどころか、高ランク高属性武器のストックですら夢のまた夢。属性至上主義の世界において、

高属性武器、高属性防具が買えない
→合成に必要なアイテムが集まらない、合成が成功しない
→高ランクのミッションに参加出来ない
→お金が貯まらない
→ジリ貧

の悪循環は苦痛でしかありませんでした。CよりBの方が強そうでいいじゃん、という先入観をして、高属性Cランク装備を揃えるよりも、微属性Bランク装備を揃えたい、そんな頑固なこだわりが自らの首を絞めていた部分はありましたが、結局はその自由度のなさや窮屈さに、或いは、運営側のサービスに対する姿勢をも含めた「PSU」というゲームそのものにほとほと嫌気が差していた、ということなのでしょう。S武器、S2ミッションなどトップレベルの実装要素が解放され、物価の高騰も極致に達し、遂にゲームの底が見えたところで、自然とプレイも遠のいて行きました。

晩年まで愛用していた装備は、各属性20%代前半の☆6武器(セイバー、ダガー、ソード、ナックル、スピア、ツインセイバー、ツインダガー、ハンドガン、ツインハンドガン、マシンガン各種)と「ダブルセイバー」氷20%1本、各属性20%代前半のBランク防具、及び「メイガ / レインボウ」「メイ / HPリストレイト」。むしろ、このクラスの武器防具でLv.65にまで到達出来たことを褒めるべきなのかもしれませんが、振り返れば、各々が好き勝手な武器を持ち込み、気兼ねなく自由に暴れ回ることが許容されていたC〜Bミッション全盛の頃が、最も、そして唯一の楽しい時間だったように思えます。今日のトレンドであるS2ミッションなど、タチの悪いシューティングゲームのようで、まるで別世界の出来事でした。ここ数ヶ月のユーザーエクスペリエンスは、ダラダラと続けているゲーム、ではなく、何時辞めるかを考えているゲーム、であった気がします。

既に続編となる「イルミナスに野望」の発売が決定していますが、ゲームの土台に根本からメスが入らない限り、よほどのことがなければ、もう「PSU」シリーズのネットワークサービスに参加することはないと思います。人柱は、およそ600時間のプレイで培ったガラクタばかりの財産を引き継いでくれたまるもら店長と耳さんに期待しましょう。主に私が足を引っ張るせいで、最近はパーティを組む機会もめっきり減っていましたが、豪腕ゲーマーである先人方には大変お世話になりました。まるもら店長、ゴリさん、耳さん、ナナメさん、チーさん、泣き顔さん、今までありがとう。

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