2007年05月06日 (日)

本日のお届けもの:HCMP ゲルググ MS IGLOO Ver.

今回の商品は「Amazon.co.jpアソシエイト」の紹介料で購入させて頂きました。ありがとうございます。ちなみに、当ブログでは平均Visitの減少に伴ってアフィリエイト収入も縮減しており、紹介料が1,500円分のAmazonギフト券に還元されるまで、目安として凡そ4〜6ヶ月程度の期間を要しています。

Amazon.co.jp:HCM Pro 37-00 ゲルググ MS IGLOO Ver.

HCM Pro 37-00 ゲルググ MS IGLOO Ver.

新規金型の高機動ブースターを背負ったMS IGLOOバージョンの量産型ゲルググです。ライン塗装を廃したマーキングタイプで、左胸にジオン国章、左肩に部隊番号が印刷されています。股関節基部がしっかりと接着されていない、また、ショルダーアーマーが歪んで固着されているなど、多少ガタ付きのある個体をゲットしましたが、通常ディスプレイする分には支障がないので不問とします。

「シャア専用ゲルググ」に見られたライン塗装がなく、またマーキングも極めてシンプルで飾り気がない為、非常にあっさりとした印象ですが、それでも充分に見栄えがするだけの造形美を誇っており、コンプロ版ゲルググの素性の良さが伺えます。パネルラインはシルバーで塗装されており、深いグリーンの成型色と相俟って、全体的な味わいは一寸渋め。

ただ、通常の量産型ゲルググとは異なり、背中にバックパックを装備している為、お馴染みのシルエットでシールドを背負うことは出来ません。バックパック下部に設置されているナギナタラックの保持力の弱さ、腕部シールドマウント用の装甲の外れ易さはかなり気になるところで、「シャア専用ゲルググ」に比べると、立て付けの悪さ、仕上がりの大雑把さが目立ちます。加えて、左肩にマーキングされた部隊番号に目を向けると、そもそも量産機にはナンバリングという作法そのものがそぐわないのではないかと考えられます。量産機であればこそシリアルナンバーは異なって然るべきで、例えばこの手のMSでは複数機買いといった用途も勘案できるので、なおのこと、固定された番号札はカスタム機に限るべきだというのが率直な感想です。

まあそれでも、コンプロ版ゲルググが有するポテンシャルの高さは個人的に高く評価しており、プログレッシブなデザイン、シャープな造形だけでなく、可動範囲の広さ、接地性の高さも見逃せないポイントです。塗装のスタイルやカラーリングなど、全体的な好みで言えば「シャア専用ゲルググ」に軍配が上がりますが、「ゲルググ MS IGLOO Ver.」にあっては派手さはないものの、差し詰め“いぶし銀”とでも表現すべき地味〜な格好良さを見せ付けています。

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