2007年05月17日 (木)

「Hotwired Japan」が「WIRED VISION」として復活

Hotwired Japanの後継Webマガジン「WIRED VISION」が創刊

2006年3月に更新を停止した「Hotwired Japan」が、装いも新たに「WIRED VISION」として復活することが発表されました。10日にデモサイトをオープンしており、正式スタートは5月24日を予定しています。

「Hotwired Japan」は、米国版「Hotwired」の翻訳記事や日本独自の記事を掲載するWebマガジンとして、NTTレゾナントの運営により1997年にスタートしましたが、事業継続について「Hotwired」と条件が折り合わず、諸権利の問題から、2006年3月にはコンテンツの更新を停止していました。

今回、新たに開始される「WIRED VISION」は、4月に設立した新会社「株式会社ワイアードビジョン」が米Wired Digitalと翻訳権提携し、運営を担当します。NTTレゾナントとの連携のもと、編集長は引き続き江坂健氏が担当し、CMSにはMovable Typeを採用。編集方針は「“アカルイ未来”の創造力」とし、より一層ブラッシュアップされた先進性の高い記事を提供していくとしています。

2006年4月より更新を停止しておりましたHotwired Japanは、このたび運営体制も新たにWIRED VISIONとして生まれ変わることとなりました。

正式スタートは、5月24日からとなります。

WIRED VISIONのコンテンツは、アメリカで発行されているWIRED NEWSの翻訳記事と日本オリジナル編集記事から構成されます。

WIRED VISION

クセの強い翻訳記事を苦手とする私ですが、「Hotwired Japan」が提供する海外発のニュースは比較的アレルギーが少なく、また、日本の社会を客観的に批評するコラムは、ある意味では珍妙な物の見方、新鮮な視点が楽しめるアレゲなコンテンツとして、重宝していました。更新の停止から1年以上が経過し、復活は絶望的かと思われていたので、サービスの再開は素直に嬉しいニュースです。ただ、更新停止までの経緯を鑑みると、今回の復活も決して楽観視できるものではなく、サービスが永年継続されるかどうかは不透明な情勢と言えるかもしれません。いずれにしても読者としては期待頻りなので、ゆる〜く、そして生暖かく、新生「WIRED VISION」の行く末を見守りたいと思います。

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