2007年06月01日 (金)

1/72スケール「ジガバチAV」、7月発売予定

Amazon.co.jp:1/72 ジガバチAV

アニメ「攻殻機動隊 S.A.C 2nd GIG」より、「タチコマ」と死闘を繰り広げた天敵「ジガバチAV」が、1/72スケールのプラスチックモデルとして商品化されます。1/24スケール「攻殻機動隊 S.A.C 2nd GIG」シリーズが好評を博しているウェーブではなく、こちらはホビーブランドの雄・コトブキヤからの発売となります。7月発売予定で、予価2,730円。

タチコマの天敵!「攻殻機動隊S.A.C」ジガバチAVプラキット登場

「ジガバチAV」は、海上自衛軍の支援戦闘ヘリ「ジガバチ」の改良・発展型として陸上自衛軍に配備されていた高性能戦闘ヘリコプター。キットでは、"ジガバチ"という名の由来にもなっている、機体後部のハチの針を模した機関銃も精密に再現し、劇中同様に射撃体勢へ可動。自由な飛行姿勢でのディスプレイが楽しめる多重関節仕様のフライングベースと同スケールのタチコマが付属し、本編で繰り広げられた激戦が再現可能です。

ここまで充実した内容かつ手頃な値段で商品化されたのも、ウェーブから発売されている1/24スケール「攻殻機動隊 S.A.C 2nd GIG」シリーズが人気を獲得しているお陰でしょう。とはいえ、「ARMORED CORE Variable Infinity」シリーズといい、コトブキヤのツボを押さえたラインナップからは原作に対する愛情と立体化への熱意が感じられるので、好感が持てます。

今回の1/72スケール「ジガバチAV」は、曲面を多用した有機的なボディに、士郎メカ特有のハードディテールを施しています。シャープなモールドがメカニック感を演出し、スケールモデルとしても通用する硬派なスタイリングが特徴的です。個体の再現度の高さは元より、単純に戦闘ヘリと見立てることで幅広い応用が利くキットで、「タチコマ」とのジオラマに限らず、ミリタリーベースのガンプラや「ARMORED CORE Variable Infinity」と絡めても雰囲気が出るのではないでしょうか。

売り上げの如何によっては、より敷居の低い完成品フィギュアでのシリーズ展開も期待したいところです。

リンク:
http://www.kotobukiya.co.jp/item/page/pk_gig_jigabachi/index.shtml

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