2007年08月01日 (水)

カラーミキサー「ColorMixers」

Web2.0の気運も収束に向かおうかというご時勢にあっても、Web上で各種のメディアを編集、加工できる多様なジェネレータは増殖を続けており、Web制作をする人間にとってはますます便利な環境が整えられつつあります。

その傍らで、素人なりにHTMLやCSSに対して興味を持ち、Web標準といったものへの意識の高まりから、地道にサイト構築の勉強に励むバンピーなどがいる訳ですが、その甲斐もあってか、iBlog時代を含めれば、このブログも外観的には随分と進歩したように思えます。スキルアップとさえ呼べない微々たる向上心の賜物ですが、ジェネレーター勃興の恩恵に預かることで、「O.Z.K.」もまた確実に潤いました。常日頃、お世話になっている感謝も込めて、これらのジェネレータ情報は出来る限りエントリーに書き起こし、再生産しておきたいところです。ここでは、お気に入りのカラーミキサー「ColorMixers」をメモ。

ColorMixers: Remixing RGB since 2003

老舗処の「ColorMixers」は、RGBスライダーで色味を調合でき、また、選択した基準色にベストマッチな9色を自動的に算出してくれるツールです。カラーサンプルは、16進数のカラーコードとRGBの2通りの数値で表示されます。自動生成された配色は、プレビューで組み合わせのパターンが確認できる他、配色データを「Photoshop」や「Illustrator」用の外部ファイルとして保存することも可能です。

オプションでは、基準色をリストから選択してロードできるようになっていますが、任意のカラーコードを自分で指定することも出来るので、色見本を確認がてらカラーコードを参照しそのままコピペできる「原色大辞典」と組み合わせると、濃淡の配合などに何かと重宝します。

サイトデザインにおいて何よりも頭を悩ますのが配色です。カラーコーディネイターの資格でも持っていれば、理論的に配色を決定することも可能なのでしょうが、色彩感覚に乏しい素人が一朝一夕に真似出来るものではありませんから、相性のいいカラーをセットで提案してくれる「ColorMixers」のようなジェネレータは非常に参考になります。算出される9色は全体的にコントラストが強めですが、プレビューで凡その雰囲気が掴めるので、CSSの配色調整にはもちろんのこと、ペイントソフトでの色設定などにも役立つでしょう。色には頓着するけどスキルはない、そんなにわか仕込みの色マニアにはピッタリのツールです。

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