2007年10月17日 (水)

Mac OS X v10.5 Leopard 10月26日発売

アップルは10月16日、Mac OS Xの6度目のメジャーリリースとなる「Mac OS X v10.5 Leopard」を10月26日午後6時より販売開始することを発表しました。価格は、シングルユーザーライセンスが14,800円、5人分のユーザーライセンスを含むファミリーパックが22,800円。アップルのサイトでは、発売までのカウントダウンを開始すると共に、オンラインストアでの予約受付を開始しています。

Image:Mac OS X v10.5 Leopard

満を持して、いよいよ登場したLeopard。PowerPC G4最後のOSになるであろうLeopardは、LinuxerやUnixerにも訴求する強烈なパッケージ。Spotlightの様なド派手な新機能こそない為、一見すると玄人向けの地味目なメジャーリリースに思われがちですが、既存の機能のブラッシュアップがとにかく充実しているので、トータルではv10.4 Tiger時以上にボリュームがあり、ホームユーザーにとっても魅力的です。

個人的にはv10.3 Panther以来のアップグレードになる予定ですが、Dashboard Widgetを始め、QuickTimeコンポーネント「Perian」やiTunesプラグイン「Volume Logic」など、最近ではOS条件で撥ねられてしまうアプリケーションが多かったので、それらが解消されるだけでも価値あるアップグレードになります。このワクワク感はv10.1からv10.2への移行時以上の過去最高のもので、潮流から取りこぼされたことによる鬱屈した気持ちがようやく晴れるかと思うと楽しみで仕方がありません。

ただ、要求されるシステム要件が高く、最低条件がPowerPC G4 867MHz / 512MBメモリとなると、PowerPC G4 1.33GHz / 768MBメモリのiBook G4では最底辺に近いので、Leopardのポテンシャルを生かしきることは難しいでしょう。こればかりは仕方のないことですが、どうにかPantherに比べてもストレスを感じない程度には動いてくれることを祈るばかりです。なお、先日の新型PS2購入の為にLeopard予算を切り崩してしまったので、発売日での入手は不可能。しばらくは資金を醸造させる必要があるので、来春を目標に、頃合いを見計らって購入することになると思います。

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