2007年11月07日 (水)

SCEJ、デザイン一新のPS2「SCPH-90000」を発表

更なるコストカットを実現したPS2が登場。ACアダプターを内蔵したことによる発熱が心配されるものの、あと2ヶ月早く発売していればこれを買ったのになぁ、なんか悔しい。

SCEJ、新デザインのPS2「SCPH-90000」シリーズを11月22日発売

ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパン(SCEJ)は、デザインを一新したプレイステーション 2「SCPH-90000」シリーズを発表しました。用意されるカラーバリエーションは、チャコール・ブラック、セラミック・ホワイト、サテン・シルバーの3色。11月22日発売予定で、価格は16,000円。

「SCPH-90000」シリーズは、従来の「SCPH-79000」シリーズの機能・性能はそのままに、本体の各部を新たに設計・デザインすることで総重量を軽量化。また、外部接続していたACアダプターを本体に内蔵し、更なる省スペース化を実現しました。

Photo:PlayStation 2 SCPH-90000

新型PS3の発表に続いて、PS2&PSPにも年末商戦に向けた新デザイン&新色モデルが投入されました。HD世代のゲームを楽しみつつ、優れたアップコンバータでもってPSとPS2をも一台に置き換えられるPS3の上位モデルは魅力的ですが、一方で、現状ではソフトウェアの互換率に問題があることと、PARなどのツール類が未対応であることを考えれば、既存のPS2環境を繰り越し出来るゲーマーにとっては、PS2との互換機能を持たない新型PS3も1つの選択肢になり得るでしょう。しかし、今回の新型PS2を新型PS3とのセットパッケージと捉えれば、価格の据え置きにはインパクトがありません。PS3の販売不振による大赤字を抱える窮状では思い切った値下げも難しいのでしょうが、10,000円を切るまでには、まだまだ型番を刻む必要がありそうです。

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