2008年01月24日 (木)

本日のお届けもの:PLANEX ゲームリンクX ほか

Amazon.co.jp:GW-EC54-2P-G

マカーの間でも評価が割れているMacBook Airには目もくれず、3月下旬を目処にPS3購入の目算が立ったので、PS2との双発体制を整えるべく、PS2の足回りをリフレッシュしました。要は、映像出力用のS端子ケーブルをPS3との接続をも考慮した汎用品に交換しようということなのですが、他方、PSU専用機と化しているPS2も、昨今はプレイ中に回線落ちするケースが多かったので、新しい無線LANコンバーターも追加で発注しています。ご覧の通り、当面の間はHDTVを購入する予算などあろう筈もないので、しばらくはSDTV+S端子ケーブルで頑張ります。なお、今回の商品は予算の一部をAmazon.co.jpアソシエイトの紹介料で補填させて頂きました。ありがとうございます。

  • HORI「S端子ケーブルHGメタル」
  • PLANEX「ゲームリンクX GW-EC54-2P-G」
  • PS2専用縦置きスタンド SCPH-70110

ということで、今回チョイスしたのは、ゲームサプライではお馴染みのHORIのS端子ケーブル。PS、PS2、PS3に対応したハイグレードタイプのケーブルで、純正品よりもお得な価格設定ながら作りはしっかりとしており、ゲーム機の差し込み口にも優しい設計です。従来使用していた「CYBER・S端子ケーブルHG」は、シャープで鮮明過ぎる映像が過度のジャギーを目立たせており、また、明部も暗部も平均的に明るいことで、ともすれば奥行きの感じられない淡白な空気感が気になっていたので、その点「S端子ケーブルHGメタル」には、「シャープなS映像をさらに高品位に」という謳い文句もそのままに画質のトータルバランスを期待していました。

結果的には、概ねその期待に応えてくれるケーブルだったと言えるでしょう。ジャギーのレベルは思った程には変わりませんでしたが、画質はよりマイルドに、艶っぽくなった気がします。濃いところは濃く、暗いところは暗く、淡いところは淡く、明るいところは明るく、そういう意味では、ソースの映像バランスを崩すことなく、素直に品位をグレードアップさせている印象です。その分、液晶TVではコントラストが甘くなりがちで、静止状態ではさほど影響がないものの、動画では全体的にディテールが眠くなる傾向にあります。

しかしながら、結局のところ、実際に使用してみて辿り着く結論はといえば、どれも一長一短で甲乙付け難いという元も子もない総括。価格帯が同じである以上、性能的にそこまでの差はつきません。ただ、前段の通り、この「S端子ケーブルHGメタル」やストック用の「“技”S端子ケーブル」などと違い、「CYBER・S端子ケーブルHG」のゲーム機側の接続端子は独自仕様である為、頻繁に抜き差しをすると機器に負担が掛かります。差し込み口の劣化を憂慮すればこそ常用は避けたいのですが、こと画質そのものを比較すれば

CYBER・S端子ケーブルHG > S端子ケーブルHGメタル > “技”S端子ケーブル

というのが体感上の感想であるのは間違いありません。画質を優先するか、環境への優しさを優先するかで、用途を変えるのが良いと思います。

一方、無線LANコンバーターは、アドバイザーのバンザイさんが提示してくれたカタログからPLANEX「ゲームリンクX GW-EC54-2P-G」をピックアップ。

http://www.coneco.net/list_spec/01304020/1368.html

IEEE802.11b/g対応したマルチクライアント機能搭載の無線LANコンバーターで、無線LANクライアントとしての一通りの機能を搭載しつつ、Mac OS Xにも対応。設定はブラウザから行うタイプなので環境を選ばず、対応機器も充実。比較的手頃な値段ながら、非常に汎用性の高いモデルです。Firefoxからの設定も問題なく、インターフェイスも小綺麗にまとまっていて好印象ですが、何より、先代のコレガ「CG-WLCVRG」では不可能だったAirMacベースステーションからのMACアドレスによるアクセス制御が可能となったことが高ポイント。IEEE802.11nにこそ対応していないものの、現状この価格帯では、PS2との組み合わせにおいては完璧な製品と言えるでしょう。“迷った時はとりあえずこれを買っておけば間違いない”的な鉄板商品です。

とはいえ、そこは一筋縄では行かないのが人生スランプの真っ直中にあるramhorn05jクオリティであり、実は「CG-WLCVRG」からの移行の際に、PSUのネットワークモードに接続出来ないトラブルに遭遇、危うくMAG報酬期間初っ端の週末を潰すところでした。はっきりとした原因は不明ですが、無線LANコンバーターを交換するタイミングでAirMacベースステーションのネットワーク名、チャンネルといった設定を変更したこと、或いはAirMacベースステーションそのものがエラー要因になったのではないかと考えています。

iBookのAirMacカードからは問題なくインターネットに接続出来るものの、無線LANコンバーター経由でインターネットにアクセスすることは不可能な状況で、具体的には、AirMacベースステーション⇔無線LANコンバーターとは通信状態にあり、PS2のネットワーク設定の接続テストには成功するものの、いざPSUでインターネットにアクセスしようとすると、DHCPサーバーの応答がない、DNSサーバーの応答にエラーがある、といったダイアログを表示して接続に失敗してしまう状態で、どうにも頭を抱えてしまいました。

モデム、ケーブル、電源、設定……あらゆる可能性を考慮しながら悪戦苦闘すること丸1日を費やし、最終的にやったことはといえば、AirMacベースステーションの設定を古いものに書き換えて、また戻すという作業。直接的には、WEPパスワードのリライトが効いた様で、幸いにも大きなブランクを設けることなくPSUに復帰することが出来ましたが、全くもって訳の分からないトラブルだっただけに、どうにも納得の行かない後味の悪さが残っています。

とまあまあ、そんな顛末はあったものの、概ね満足度の高い買い物だったのでした。

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