2008年04月20日 (日)

Yahoo! JAPANがSilverlightを採用へ

マイクロソフトは、Yahoo! JAPANが同社のメディアプラグイン「Silverlight」を採用することを発表しました。6月頃を目処に、順次「Yahoo! 動画」などでSilverlightを活用したサービスを開始するとしています。

DRMに対応した動画の提供などでSilverlightを活用する。Silverlight2.0の正式版が公開され次第、従来Yahoo!動画が見られなかったMacユーザー向けにも、DRM付き動画を提供していく予定だ。

「Yahoo!動画」でSilverlight採用へ Macで閲覧可能に

.NET FrameworkベースのアプリケーションがWindows以外のOSで動く可能性をも期待出来る「Silverlight」は、各種のウェブブラウザに対応するメディアプラグインで、WMVとVC-1ビデオコーデックを採用することで、HDからモバイルまでの幅広い双方向ビデオ体験をサポートするとしていますが、最大の特徴はMicrosoftのDRM技術PlayReadyとも互換性があること。AdobeのFlashに対抗すると目される「Silverlight」も、厳密にはMSの囲い込み戦略の元にある技術なので、製作環境もマルチプラットホームで提供出来るFlashに比べて良いことばかりではありませんが、それでも、Windows Media Player for Macの開発停止に伴い望みが絶たれていたDRM付きWMVをMacで視聴する術が提供されることは朗報です。

YouTubeやニコニコ動画にメーンストリームが移った現在では、Gyaoも「Yahoo! 動画」も今更の感がない訳ではありませんが、あらゆるプラットホームのユーザーが幸せになる為の最適解としては、これ以上のものはないでしょう。LinuxにもオープンソースのMoonlightがあるので、これでよほどのことがない限りはOSを気にする必要がなくなります。先行して採用を発表したGyaoでは遅々として導入が進まないのが現状ですが、とりあえず今は「Yahoo! 動画」の動向を注視したいところ。後は、仮に「Silverlight」がある程度成功したとして、普及させるだけ普及させたらWindows以外のバージョンアップは停止、なんてことにならないよう祈るばかりです。

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