2008年05月25日 (日)

HCM Pro 新製品情報:58-00 トールギス

静岡ホビーショー2008でも存在が伏せられていた欠番、No.58の情報が解禁され、「新機動戦記ガンダムW」からゼクス・マーキスの搭乗したライバル機・トールギスのラインナップが発表されました。現在までに試作サンプル品が公開されています。

・HCM Pro 58-00 トールギス……2008年8月発売予定 予価2,940円

カトキテイストが色濃く表現されたトールギスは、「新機動戦記ガンダムW」の中でも屈指の人気を誇るMS。西洋甲冑をまとった様な独特のフォルムが特徴的で、HCM Proでも、微妙な曲線で構成された優雅なシルエットが見事に再現されています。トールギスといえば、重量級の機体を高推力のエンジンで無理矢理振り回すのがコンセプトであり、それは例えば往年のアメリカ車にも通じる暴れ馬の如き機体だけあって、その造型からは重装型の迫力と高機動MSらしい力強さが感じられます。

一方、各種の関節機構やオプションパーツなど、劇中イメージを再現する為の様々な工夫が盛り込まれたWシリーズですが、華麗にしてパワフルな機動を行うトールギスでは、バーニアの展開ギミックに加えて、エフェクトパーツによる噴射炎の再現が可能となっています。また、1/100キットなどでは一軸可動だったドーバーガンの接続アームも、より柔軟な角度変更を可能としています。

ここまで早い段階でトールギスがリリースされることは予想していませんでしたが、トールギスIIやトールギスIIIがコンパーチブル化されなかったことからも、バリエーション展開については、仮に商品化されたとしても限定版を覚悟する必要があるかもしれません。しかし、Wシリーズに関してはラインナップが順調過ぎることが却って不安を煽るものの、この調子であれば、リーオーやエアリーズ、ビルゴ、サーペントといった量産機の立体化も夢ではないでしょう。

ただ、定価が3,000円ともなると普通にMGが買えてしまう値段なので、それを考えると急激に購買意欲が削がれてしまうのは私だけではないはず。まず、高騰した価格水準を維持することが先に有りきで、申し訳程度の付加価値の為に各種のエフェクトパーツやディスプレイオプションなどを同梱している嫌いが否めないので、贅肉を落とすことでの値下げを求めている潜在的な消費者意識からは乖離を感じずにはいられません。とはいえ、ヘビーアームズやトールギスの様なエフェクトパーツは前例がなく、着眼点自体は悪くないので、オマケとしては面白い試みだと思います。それに、何といっても造型そのものが素晴らしく、メカニカルなモールドがしっかりと刻み込まれたバーニアユニットなど、思わず溜め息が漏れる美しさ。プロポーションも良好で、商品の素性は決して悪くありません。

唯一気になるのは、WシリーズのMSはスタンダードな18m級MSに比べると一回り小さい為、ディテール処理や塗装精度に関しては詰めが甘くなりがちなこと。その点、先行したデスサイズについても、一部では仕上がりの粗さが指摘されているので、今後の挽回に期待したいところです。

リンク:
ついに解禁! HCM-Proに「トールギス」が登場 試作サンプルを紹介

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