2008年06月18日 (水)

PS3「ロストプラネット」クリア

Amazon.co.jp:ロストプラネット

オフラインのキャンペーンモードをイージーで一巡しました。

これでも一応は非健常者を自称しているので、長丁場のミッションは体力的にもキツく、心身ともに疲れるゲームであったというのが正直なところ。結果的に全11ミッションを制覇するのにおよそ半月を要してしまいましたが、それでもモチベーションが途切れることはなく、了感は清々しい限り。このハードかつスポーティな手応えは同社のアクションゲーム「モンスターハンター」にも通じるものがあり、TPSとの新鮮な出会いがもたらした「ロストプラネット」のプレイ感覚は、「しんどいけど楽しい」という表現がピッタリなものでした。

和ゲーの雄、カプコンが満を持して送り出したタイトル「ロストプラネット」。作りは無難に丁寧で、FPSとTPSの持ち味が上手く調和した内容と言えるでしょう。それだけ日本人好みに作られたTPSとも言えるので、そういう意味では、外国産のシューティング・ゲームを敬遠している私の様な似非ゲーマーにこそオススメ出来る作品だと思います。また、キャンペーンモードはあくまでもオンラインを楽しむ為のチュートリアルといった位置付けで、やはり対戦に主眼が置かれた作りであるとは感じますが、そういはいってもTPSとしての完成度が高いだけに素性は良く、飽きさせない程度にはストーリーがあり、また、対人間である雪賊と対原住生物であるAKといった具合に敵キャラクターのバリエーションが豊富であること以外にも、「ロストプラネット」最大の特徴である歩行兵器VSへの搭乗がアクセントとなっているので、フレッシュな気持ちが絶えることはありません。総じて非常に満足度の高い作品だったと思います。

とはいえ、イージーでも苦戦するバランスは考えもので、何時も意地悪なAIパターンと膨大な物量、膨大な耐久度で難易度が底上げされているカプコンのやり方は前時代的です。ある意味では、そこがオフラインがおまけでもある由縁なのですが、生粋のヘタレプレイヤーとしては、ニコニコ動画にUPされている一連の攻略動画が大変参考になりました。

MGS4が後ろに控えているにも関わらず、思わぬタイミングでハマってしまった「ロストプラネット」。マップの探索やターゲットマークのコンプリートなど攻略要素はまだまだ残っているので、オンラインへの参戦も視野に入れながら、当面はこいつをやり込んで行くつもりです。

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