2008年08月14日 (木)

本日のお届けもの:PS3「ASSASSIN'S CREED」

相変わらずMGS4は積んだまま、ロスプラにも飽きが回り、惰性で課金を続けているPSUにも辟易している今日この頃、如何がお過ごしでしょうか。PS3を手に入れてからというもの、友人の間でも話題になっていたことで気になっていたこのゲーム、特に最近、ぽこぺんさんが喜々としてプレイしている様子に触発され、ついつい衝動買いしてしまいました。

Amazon.co.jp:アサシンクリード

アサクリは、PS3、Xbox360、PCと各プラットホームで発売され、PS3版だけでも世界累計で250万本を超える売り上げを記録したヒット作です。舞台は第三次十字軍が派遣された12世紀末のエルサレムで、次世代機の圧倒的な表現力を生かしたリアルな世界観が、プレイヤーを12世紀末の混沌へと誘います。

アサクリは“潜入アクション”を謳ってはいるものの、MGSなどのメジャーなステルスゲームとは一味違った、“密かに計画し不意打ちで殺す”という本来的な意味での暗殺をテーマにした作品です。CERO区分はZで、18歳以上のみ対象。イントロダクションを触った限りでは、グロ、出血、残虐表現が目に余るということもなく、さほど過激な印象は受けない本作ですが、題材が題材だけにインモラルな内容が含まれるのか、或いは宗教的な要素が多分に含まれるからか、これが生涯初の18禁ゲームです。

ゲーム性や構成について賛否がある内容は、確かに早くも序盤から作業ゲーの片鱗を見せてはいるものの、マップが美麗かつ広大で自由度が高いので、定められたルートの中でいかに自分の楽しみ方を見付けるかがアサクリを遊ぶ上でのポイントとなるのでしょう。とはいえ、PS2時代、GTA3に面白さを見出せずに挫折して以来、箱庭ゲーには縁がなかったので、アサクリのゲーム観は新鮮です。最終的にはゲームのディテールが自分の嗜好に合っているか否かが本作の寿命を左右しますが、映像から受ける印象だけを吟味すればOblivionをよりマイルドにした感覚とでも言うのか、洋ゲーにしては動きが滑らかで、クセが少なくアレルギー反応もないので、今のところ視界は良好です。

また、何よりも、アサクリ最大の特徴であるオープンワールド型のマップを縦横無尽に駆け回る高いアクション性が素晴らしく、流麗かつ身軽なアクションは爽快感も抜群です。パルクールやフリーランニングなどのエクストリームスポーツを雛形としたアクションは、「壁をよじ登る」「足場から足場へと飛び移る」「高所からのダイビング」など超人的なものばかりですが、簡単操作での華麗な身のこなしは見ていて飽きません。

攻略にはときちくさんの「時々鬼畜な - ASSASSIN'S CREED アサシンクリード」シリーズが参考になります。手慣れた攻略指南(笑)だけでなく、スラングに溢れる小粋な解説字幕が逸品で娯楽としての視聴にも耐えるので、アサクリをお持ちでない方もエンターテイメントとして一瞥をくれてやることをオススメします。高画質なので、スペックが不足するマシンではエコノミーモード指定(?eco=1)をお忘れなく。

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