2009年02月05日 (木)

本日のお届けもの:I-O DATA HDCN-U500

MacBook Proへの移行を見据えて、バックアップ用の外付けHDDを新調しました。チョイスしたのは、“USB2.0 / 1.1接続 7,200rpm コンパクトモデル”HDCN-Uシリーズの500GBモデル。容量は先代の160GBから実に3倍となる500GBへ。これ一本で、Mac OS X及びBoot Camp領域の全てのオペレーションのバックアップを賄います。

HDCN-Uシリーズは、電源内蔵でコンパクト、かつ、冷却効果の高いファンレス構造を実現しながら、高い冷却効果を発揮する実用性の高いアルミボディ設計となっています。
USB接続なので、ポートにつなぐだけの簡単接続。USB転送高速化「マッハUSB」にも対応し、最大約31%の高速化を実現しています。
東芝ハイビジョン液晶テレビ<レグザ>、SANYOデジタルムービーカメラ「Xacti」、ビクター ハイビジョンムービー「エブリオ」などのデジタル機器にも対応した、用途広がる外付ハードディスク(HDD)です。

Amazon.co.jp:HDCN-U500

ハードディスクの単価の下落は止まるところを知らず、1TB=10,000円のセールも珍しくなくなった今日では、500GBで9,000円という購入価格はともすれば割高に感じられるかもしれません。が、そこはI-O DATAというネームバリュー、大手メーカー製であるが故の安心感には替えられないものがあります。ハードディスクなどの精密機器は、信頼の国産で、かつ保証などのサポート体制も充実しているアイオー製と決めているので、今回も迷わず同社の製品を購入しました。

使い勝手を見ると、本体の大きさは先代「HDA-iE160」とさほど変わらないものの、電源が内蔵されている為、トータルの占有スペースは非常にコンパクト。ホワイト基調の外観はアイオー伝統の無骨さを残しつつもよりマイルドに仕上げられている印象で、デザインも配線もスッキリしています。また、プラグ(コンセント)形状も一般的な2Pタイプなので、OAタップで使用していても隣の差し込み口に影響を与えません。

更に、ファンレス構造を実現した静穏設計でありながら、HDAシリーズのノウハウを活かしたシンクボディで廃熱処理も優秀。総じて、使用感は良好です。特に「HDA-iE160」はグイーン、ゴガガガ……と派手な轟音が唸りを上げていたので、なおのこと静粛性が際立っています。

若干気になるのは、サポートソフト「マッハUSB for HDD」をインストールしていない状態では、FireWireのものに比べて体感スピードが遅く感じられること。“0”書き込みフォーマットでも初期化を完了するのに半日以上を要するなど、容量に対してUSB2.0の転送速度がボトルネックになる可能性があります。しかし、それでも製品そのものに目立った欠点は見当たらず、価格と容量、性能を吟味した上で、これが9,000円で購入出来たことを考えれば、極めて無難な、満足度の高い買い物だったと思います。

あとは、低価格なりの皺寄せが製品寿命に現れないことを祈るばかりですが、値段の割に作りはしっかりしていると感じるので、返す返すも、10,000円を切る実売価格でこういった周辺機器が買えるのは有り難いことだと思います。

リンク:http://www.iodata.jp/product/hdd/hdd/hdcn-u/

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