「Internet Explorer 8」をインストールしました
Posted by ramhorn05j
去る3月20日に正式版が公開された「Internet Explorer 8」をBoot Campにインストールしました。今までのIEが嘘だったかの様に、あらゆる処理が高速になっています。
Internet Explorer 8 : かつてない新機能
Cookieや閲覧履歴などを残さない「InPrivate」や、XSSにも対応する新しい「SmartScreen」フィルターなど、セキュリティ / プライバシーに関する機能強化も行われていますが、検索時に検索候補をリアルタイム表示する「検索候補」や、選択した単語に関連する情報に素早くアクセスする「アクセラレータ」、ページの一部をスクラップする「Webスライス」など、何やらよく分からない新機能を含めて、相変わらず「無駄に多機能」だと感じさせるのは、怪奇なUIによる部分が大きく、IEの包有する野暮ったさ、或いは煩雑さのイメージに拍車を掛けていますが、それでもIE7に比べればカスタマイズの柔軟性は向上しています。
何より、中身がかなり洗練された印象で、IE7では親和性が増すに留まっていたMac系サイトとの互換性を含め、HTML / CSSの解釈、特にCSS 2.1レイアウトの再現性はほぼ完璧と言ってよく、レンダリングも高速。体感速度にダイレクトに影響する種々のレスポンスも軽快で、非常に快適なブラウジングが可能となっています。IEは、バージョン8のリリースでようやくモダンブラウザに匹敵するポテンシャルを手に入れたと言えるのではないでしょうか。
悪名高いIE6での停滞を経て、怠慢からの脱却と方針転換を余儀なくされたMicrosoftにとって、難産の末に生み出された改革への布石IE7と、その完成系であるIE8に至るまでのロードマップの短さは危機感の裏返しであり、それがFirefoxの登場によってもたらされたものであることは恐らく間違いありません。ここ数年におけるウェブブラウザの劇的な進化は、SafariやChromeといった新興のモダンブラウザを巻き込みながら繰り広げられた競争の恩恵による部分が大きく、IEの進化もまた、Web 2.0の機運に乗って喧伝されたW3CやAsynchronous JavaScript+XMLなどのバズワードに揉まれながら競争に後押しされた結果であり、切磋琢磨の賜物であることは確かだと思います。独占は悪、ことIT業界に関しては、競争のないところに進化は有り得ないのだと実感させられます。
そのFirefoxをもってしても、未だ7割前後のシェアを握るIEの牙城を崩すことは容易ではありませんが、IE8によってIE6が駆逐されれば、これまでIEとの整合性に手を焼いていたウェブ制作の現場も少しは幸せになれるかもしれません。一般層への浸透には多少時間が掛かるので、本格的な普及にはWindows Updateの契機、或いはWindows 7のリリースを待つ必要がありますが、最悪、後方互換性が確保されていることを考えれば、アップデートしたことによるデメリットよりメリットの方が大きいと思うので、現在、IE6 / IE7をお使いの方は、さっさとアップデートしてしまうことをオススメします。


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COMMENTS ▲
いつもこっそり拝見しています。初コメント失礼いたしますね。
私もIE8はリリース直後にインストールしましたが、確かに各所で絶賛されて
いるように、レンダリング速度は高速であると感じました。
しかし画像やFlashなど多用されているサイトを表示しますと、Firefoxや
Safariと比較してスクロールにかなりのもたつきがあります。
Core2以上のCPUではさほど不満はないものの、AtomやPentium4クラスでは
Firefoxなどで快適にスクロールできる為に、比べてしまうとIE8を積極的に
使用したいと思えません。
ごく稀にIE8のスクロールの遅さに言及しているサイトを見かけますが
(スムーズスクロールを切って対処したとありました)、各所であまりにも高速
だ高速だと言われているものですから、我が家、そして同様の症状である友人
の環境が、どこかおかしいのではないかと思えてきました。
実際のところいかがでしょうか?最近とても気になってます。
Posted by superwoofer at 2009年04月15日 (水) AM 09:03:24
コメントありがとうございます。
今はまだそこまで使い込んでいる訳ではないので、何分、思慮に欠ける部分はご容赦頂きたいのですが、確かに、動画共有サイトやゲームの公式サイトなど、Flashや画像を多用しているページの場合、多少の引っ掛かりを感じるというか、重いかなぁと感じる場面は稀にあります。が、正直FirefoxやSafariに比べてスクロールのもたつきがそこまで気になるケースというのは見受けられず、ブラウジングに支障を来すほどの不都合は感じません。
ただ、superwooferさんの指摘に倣うとすれば───CPUクラスタによる影響があるとすれば、何せこの場合はC2Dクラスの母艦である為、マシンパワーによるところも大きいのだと思います。時間があれば了解を得た上で家族用のPCなどでも試してみようと思いますが、とりあえず現時点で、C2D未満のマシンでの挙動を推し量ることは出来兼ねます。
この程度のお返事しか出来ずに申し訳ありませんが、何卒了承下さいませ。
Posted by ram at 2009年04月16日 (木) AM 02:03:45
ramさま、早速のレスをいただき、ありがとうございます。
やはりCore2Duo以上のCPUであれば、特に不都合はないということですね。
Intel Macや、Vistaプリインストールのマシンであれば、スペック不足に
よってIE8の速度に不満を感じる機会は少なく、それよりも新機能による恩恵を
享受できることのほうが大きいのかもしれません。
もう少しIE8で遊んでみます。優秀なWebブラウザーが複数あるのは困った側面
もありますが、使う側としては素直に楽しいです。
レスをいただき、ありがとうございました。
Posted by superwoofer at 2009年04月16日 (木) PM 03:22:08