2010年11月04日 (木)

Magic Mouseを購入しました

今更ながらにMagic Mouseを購入しました。値段も値段なので、ハードウェアとして物が良いのは分かっていましたが、その使い心地はまさにマジック。想像以上に使い易く、正直驚いています。未来を感じさせるフォルムと機能、光沢プラスチックとアルミを用いた上質なデザインにシビること請け合いです。

Amazon.co.jp:Magic Mouse

雑感としては、開口一番に思ったのがホールド時の違和感で、即ち「もう少し背が高い方が好み」ということですが、これが案外あっさりと馴染んでしまったので、結構ギャンブルな買い物のつもりでいた自分としてはある意味拍子抜け。それ以外にもマウスとしての基本性能に不満はなく、ウッドデスクに直置きしてもトラッキングは良好で、ソールの滑りも問題なし。M555bと同じく単三電池2本を使用しますが、低重心なので不思議と重さも感じません。また、M555bでは若干ストレスを感じていたアイドリング状態からの復帰にもラグを感じることなく、カーソルの反応も優秀。Leopardにも対応している専用ドライバMagicPrefsをインストールすれば、ソフトウェアの面でもLogicool Control Centerと遜色ありません。

一方、Mighty Mouseから抜本的に改善された点としては、継ぎ目のないトップシェルをまとったこと、つまりスクロールボールなどの駆動部分が無くなったことが挙げられます。メンテナンスフリーでいつでも快適な使い心地を、という訳です。

Appleマウスの最高峰

機能面で特筆すべき項目としては、今一番のお気に入りでもある慣性スクロールがポイント。マルチタッチセンサーのレスポンスが抜群に良く、僅かな指の動きにも鋭敏に反応するので、まるで画面を直接指でなぞるかの如く、スルスルとスクロールする様が小気味良く、とにかく気持ちいい。ただ、高感度な分、クリック時の意図しないスクロール操作や、Three Finger TapにExposéなどを設定していると誤動作も多く、特に、元々指を遊ばせておく癖が付いている私の様な人間の場合は、作業効率を最大限に発揮する為にも、スムーズかつ正確な使いこなしにはある程度の慣れが必要です。

とはいえ、マジックな使用感と洗練された高級感を提供するMagic Mouseは、近年のAppleマウスの中では間違いなく最高峰の逸品。唯一の弱点は、一般的な無線マウスや、また、長寿命タイプのBluetoothマウスに比べても、やはり圧倒的に電池が持たないこと。電池交換サイクルのコストを考えると、いい加減にeneloopを買うべきなのかもしれない。

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