2011年11月16日 (水)

Pt|Uncharted 3

11〜12月期の大作ラッシュの口火を切るシリーズ最新作「アンチャーテッド 砂漠に眠るアトランティス(Uncharted 3: Drake's Deception)」のプラチナ・トロフィーを獲得しました。

PS3世代を代表するSCEタイトルの一角であるアンチャーテッドは、前作「アンチャーテッド 黄金刀と消えた船団」の2009年度における賞レースでの無双ぶりで一気に知名度を上げた感がありますが、元よりPS3ユーザー必携の独占タイトルとして評価されていた作品。お得なファースト価格で今世代屈指のユーザー体験が味わえるという意味では最強のコストパフォーマンスを誇る作品でもあります。

Amazon.co.jp:アンチャーテッド 砂漠に眠るアトランティス

国内においては、前々作「アンチャーテッド エル・ドラドの秘宝」、前作「アンチャーテッド 黄金刀と消えた船団」と、いずれも口コミでの評判が地道にユーザー層を拡大して行った印象で、それぞれ廉価版も含めて累計10万本を超える販売数を記録していましたが、今作では初週にして12.5万本を売り上げる快挙を達成しており、いよいよ人気が確立された感があります。

一方、同日発売のタイトルとしてセットで査収していた「Battlefield 3」については、トロフィーリストへの登録を似非ゲーマーとしての直感が踏み止まらせており、現在葛藤中。前評判自体、E3をピークにβテストを挟んで急降下していましたが、いざ蓋を開けてみれば案の定といった仕上がりで、正直、某掲示板での評判を見聞し動画評論家をする限りでは、BFBC2.5どころか劣化BFBC2という印象さえ拭えません。このままだと積みゲーまっしぐらなので、何かきっかけが欲しいところ。

インプレッション

今回は、自力で宝物を収集しつつマップを散策しながらじっくり遊んだので、一周目は中級で12時間ほど。以降、プロ + αで総計30時間弱。当たり前のように安定して面白いが、これといって特筆すべき部分もない、というのが今作の評価としては妥当か。

毎回話題となるのがハードウェアの性能を存分に引き出したハイレベルなオーディオ・ビジュアルですが、グラフィックに関してはさほど驚きがないというのが正直なところで、映像表現については前作の時点で既に完成されているというのが大きいですが、恐らく今作では3D立体視に相応のウェイトを取られているのではないか、と。これを排他していれば、より隙の無い高度な映像技術で、それこそ一世代先のビジュアルを実現できたはず。恐ろしいことに、それだけまだ伸び代を感じるというか、良くも悪くも煮詰まっていないというのが率直な感想。今やアンチャーテッドに期待されているのは、凡百の満足感ではなく、その先のサプライズ。言わば「Naughty Dogならもっとやれたはず」という感覚が強いということです。

内容についても同様。今作は船の墓場から砂漠の遺跡までロケーションが豊富なので、場面の移り変わりと共にマップを眺めているだけでも楽しいですが、やることはと言えば同じことの繰り返しで、ただただ波の様に押し寄せる歩兵を倒すだけ。大型兵器を相手にした特殊戦闘もなく、シチュエーションがパターン化されており単調。また、明確なラスボス打倒シークエンスがある訳ではないので、盛り上がりに欠けるのも事実。更には、恒例となっているクリア後のチートコマンド解禁ボーナスが無くなっており、「どうしちゃったの?」という感じ。

総評としては、今回はスケールの大きさをじっくりと俯瞰で眺めることができる場面が多々用意されているので、その非現実性は圧巻。各種のギミックは、リアリティよりもB級アドベンチャーとしての王道を追求したプレイアビリティに特化しており痛快。それでいて、スカイダイビングのようなあっと驚くものから、精神の彷徨や心理描写を盛り込んだルブアルハリ〜幻覚空間まで、演出の幅はより広く、モダンな仕掛けと共に深みを増しており、強化されたオンラインプレイも含めれば、手応えを感じさせるには充分な作品であることは間違いありません。反面、単調な戦闘パートにおけるアクションのバリエーションや、シーンに介入することでプレイヤーとの一体感を高めるゲーム構成は蛸壺化しており、要求水準が究極の域に達していた「アンチャーテッド 砂漠に眠るアトランティス」としては期待値を下回る部分があるのも確か。今作はアンチャーテッドのブランド価値をより手堅くするものではありますが、進化というよりは深化と言った方が正しい仕上がりです。

付け加えるとすれば、ネイトの過去やサリーとの因縁はシリーズの根幹に関わる部分なので置いておくとしても、シナリオには結構穴があるというか、劇中のヒントを手掛かりに妄想を掘り下げることは出来るものの腑に落ちない点が多いというか、蜘蛛の正体は?(古城でミイラ化していた死体の秘密は?アトランティスとの関係性は?)とか、封印されていた容器の中身は?(蜘蛛と幻覚剤の関係性は?)とか、銃撃を受けたタルボットが致命傷を免れていたカラクリは?とか、整合性を考えると判然としない謎も多いので、解決篇がないと消化不良かも。

ちなみに、プラチナ・トロフィーを獲得する上でのポイントはやはりプロ攻略ということになりますが、AIがなかなか馬鹿で賢く、回り込みを多用しながらアグレッシブに攻めて来るので、チャプター12 - 海賊稼業を始めとして要所で幾つかの難所があります。それでも、テクニックよりは戦略的な要素が重要で、マップの特性、敵の特性、出現場所、攻撃パターン等々を死んで覚えれば打開できるレベルのものなので(つまり、チキンな頭脳プレーで捌くことも根気で捩じ伏せることも可能なので)、攻略法としては一般的なアクションやシューターと比較して別段変わったところはなく、トロフィー難易度自体は従来同様☆2といったところ。

トロフィーカードステータス

レベル:14(42%)

プラチナ:22
ゴールド:90
シルバー:270
ブロンズ:1016

トロフィー数:1398

タイトル 獲得率 (%)
【NEW】アンチャーテッド 砂漠に眠るアトランティス ↑100

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