2012年04月27日 (金)

三菱、液晶ディスプレイRDT234WXを発表

マルチメディア液晶ディスプレイの定番、三菱のRDTシリーズから新製品が発表されました。まずは5月18日より順次発売予定のスタンダードモデルから、店頭予想価格は37,800〜39,800円。

Image:RDT234WX

広視野角だが応答速度が遅いIPSでありながら、国内最速という3.5ms(中間色)の応答速度を実現した製品。表示遅延も極限まで低減されており、スルーモードオン時の遅延は0.1フレーム(液晶パネルによる遅延を除いた信号遅延時間)。また、そのときの遅延時間をOSD上に表示する機能も搭載し、各モードでの遅延も数値で確認できる。

http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20120424_528775.html

先代のRDT233WXは、スタイリッシュな筐体とバランスの良い性能、コストパフォーマンスの高さから欠点の少ないモデルでしたが、唯一にして最大の不満と言えるのがパネルの品質でした。その点、RDT234WXで採用されている“高透過率IPS方式液晶パネル”というのは、恐らく「LGのAH-IPSではないか」というのが各方面での推測です。AH-IPSは、IPS-PRO、PLSなどと同類項で語られることが多いAFFS技術を採用した派生型IPSで、ピクセル形状としてはPLSに近い為、高透過率で省エネ。AH-IPSについては比較的ポジティブな情報が多いので、表面処理等の工夫で、少なくとも現行ノングレアパネルにおけるギラツブ感は解消されるのではないかと期待されています。

特段目新しい機能はない熟成型の製品である為、RDT234WX自体はとかく地味な進化に捉えられがちですが、PinPにi/p変換と、実はRDT233WXシリーズにおける上位版=アドバンスモデルの機能がそっくりそのまま降りて来ているのが特徴。ラインナップ全体で見るとやはり本命は倍速Zモデルなので、そこへ持って来ると、これまで頑として手を入れて来なかったOSD設定画面やフルリモコンも含めて、スタンダードモデルがここまで充実したてんこ盛り仕様だと、一体、以降のアドバンスモデルはどれだけ豪華なのか、或いはお得なのかと淡い期待感を抱かずにはいられない訳です。昨年から今年に掛けては、最上位版=プレミアムモデルであるMDTシリーズが更新されていないので、そういった意味でも、中間層をカバーするアドバンスモデルの立ち位置は非常に興味深いところです。

リンク:
三菱電機 三菱ディスプレイ:マルチメディアモデル

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