2013年06月01日 (土)

JORDAN AERO MANIA 2013

さて、こう見えてもあてくしは周知の通りの健康状態なので、体調的にも気力的にも早々外出できる機会というのもないのですが、かといって急病することもありますし、やむを得ず玄関の敷居を跨いで何処其処に出掛ける必要に迫られるということもあります。

ただ、昨今はとにかく体力的にどん底の状態なので、出掛ける準備をするだけでも一苦労。なので、靴ひも一つ結ぶにしろ、ベルト一本締めるにしろ、多少の身なりを気にするにしろ、何をするにも外出する労力、コストを下げたい。これまでは普段靴といえば大体ワークブーツを用いることが多かったのですが、例えば、いちいち深いヒールブーツに足を通して、結んで開いてと、これが結構めんどい。もはや、そういう労力すら煩わしいのだ。

ということで、カジュアルシューズたるバスケットシューズの出番でござる。運動靴の場合、私は昔から純スニーカーというものが苦手な人間で、条件としては、ソフトな履き心地のもので、装甲()が厚く、高いソールで厚手のクッションが衝撃を吸収する高反発素材なもの、といった物件を好んでいたのですが、基本的に扱いは大雑把で、大体フィットポジションに当たりを付けてしまえばいちいち靴ひもを開閉することなどなくて、ちょっと爪先と踵を引っ掛けて脱ぐ、ちょっとシュータンを持ち上げて足を滑り込ませる、みたいな使い方なものだから(要は豪華なスリッパ)、自然と転じてバッシュになることが多かった。今考えてみると、ランニングシューズでも良かったかなと思うけど。

ジョーダン エアロ マニア 552313-010

で、バッシュ。昔からNIKE派ではあるのだけど、有機的なデザインは敬遠していて、どちらかと言えば質実剛健で正統派な作りのものが好み。ただ、今回は競技性や過剰な機能性などは一切必要ないので、決め手は値段と見た目のみ。

ということで、チョイスしたのがNIKE JORDAN BRANDよりリリースされているJORDAN AERO MANIAの2013年春夏新作モデル。従来モデルより、一見して流麗で洗練されているシンプルモダンな見た目が特徴的。「軽量かつクイックなフットワークを重視するプレーヤーへ向けたデザインと性能を搭載した、最新パフォーマンスシューズ」と言えば聞こえはいいが、クイックレスポンス&アクセラレーションも、私に掛かれば酷い宝の持ち腐れである。

例によってカタログをリサーチする気力すら湧かなかったので、Amazon.co.jpのトップカテゴリから素直にページを辿って行って、上位ヒットのブラック/ホワイトを注文(ホワイト/マットシルバーに目移りしてしまって苦悶したのは内緒)。12,900〜14,175円という価格はバッシュとしては高過ぎず安過ぎず、値段相応の品質。実物を見ると、割とチープとも派手とも言えそうな光沢素材が印象的なのだけど、矛盾するようで、大袈裟に言えば革靴の体でフォーマルにも使えそうなシルエットにそこはかとない表情があるので、カーゴパンツにもジーンズにもスウェットにも何にでも合いそう。端的に言ってお洒落なので、使い出がありそうです(陳腐化するのは早いかもしれませんけどね)。ただ、一般的なスニーカーと同じような細身の作りなので、サイズは余裕を持って選択しましょう。

ARCHIVES

  • Browse All Archives [1746] »

RECENT ENTRIES