2013年06月12日 (水)

Brand New Mac Pro

積年の鬱憤晴らさいでか、とばかりにWWDC 2013の基調講演にて満を持して、遂に登場したBrand New Mac Pro。今秋以降の発売を前に、早速、おひつ型、ゴミ箱、電気ポット、骨壺、○○の腕のアレ、R2-D2、TENGAと散々な言われようである。Amazon.co.jp公式Twitterにさえネタにされる始末(笑)。

だが、悪くない、悪くないぞ、少なくとも同日発表されたどこぞの平行四辺形よりはよほど好ましく魅力的なデザインに感じる。これぞThink differentの息遣い。

Image:Mac Pro Late 2013

最新のOS XではRosettaが廃止されている関係から、PowerPCバイナリであるiBlogのコンバート(現行ブログへのインポート)が終わらない内は身動きが取れないのだけど、現在4年目に突入している我が愛機のMacBook Proもそろそろガタが来ているので、出来れば早急な買い替えを検討したい。ただ、今は簡易的なUPSを導入しているし、もはや屋内での可搬性も不要なことから、ノートブックに拘る必要はなくなっている。それよりも、最近のAV仕様に傾倒した電脳御殿的には、セパレート型故の液晶ディスプレイによる広大で鮮明なスクリーン、据え置きのパワー、音質や環境面での優位性といった部分にメリットを見出したいところ。故に、次はMac mini辺りがいいかなと考えていたのですが、これなら価格次第ではMac Proでもいい。

デスクトップ、或いはワークステーションとしての拡張性が犠牲になっている点については従来のユーザー層には到底受け入れ難いでしょうが、私のようにMac miniの延長線上に、そのステップアップと考えているプレイヤーからは、何より手頃で小型なこの筐体は案外好意的に解釈され、新たな市場として訴求する可能性を秘めている、かもしれません。

まあ、縦吸排気レイアウト諸々から彷彿とさせる由縁、コミュニティの間で囁かれているようにこれが真にG4 Cubeの再来だとすれば、その製品寿命も短命に終わる可能性がありそうですけどね(白目)。

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