2013年10月23日 (水)

「笑っていいとも!」が終了へ

遂に来年3月一杯での終了が発表されたフジテレビ系「笑っていいとも!」。1982年から放送を開始した、国民の誰しもが知せる存じるお昼の定番長寿番組ですが、森田一義も御歳68というのだから、正直、役目を終えた感はあります。

「笑っていいとも」3月終了 番組で発表

思えば、日曜午前の増刊号からゴールデンタイムの特大号まで、在りし日には毎日のように欠かさずチェックしていた「いいとも」も、もう随分と疎遠になっていたというか、少なくともここ10年近くは興味の範疇に無く、すっかり卒業状態だった体たらく。ぶっちゃけ、これほど見ていてつまらない番組もなかったので。

故に、端から伝え聞くところによれば、近年は終わる終わらないの噂が出ては消え、演出もすっかり様変わりし、肝心のタモリの出番も減って、随分とキナ臭かった様子。だから、まあ、近いうちに終わるのは確実だろうと、時間の問題だろうとは思っていました。問題はそれが何時になるのか、どういった形で発表されるのかということだったのだけれど、昨今の時世を反映するように即日UPされたYouTube動画を見る限りでは、特に脈絡もない平日火曜のエンディングに盟友・笑福亭鶴瓶の乱入という形で公の知るところとなったのは、らしいというか不可解というか。終始淡々としたタモリの表情から読めることは少ないですが、最後の最後までグダグダで、やっぱりテレビはこうでなくちゃ、やっぱりテレビは面白いなと思った次第。

いずれにせよ、ギネスブックにも認定された歴史的なプログラムがこれで幕を下ろすことに。尤も、ブラタモリ派、タモリ倶楽部派にとってはこれでタモリが晴れて自由の身となる訳で、長距離ロケも可能になるという夜の部の充実ぶりを歓迎する声が多そう。ただまあ、実感としてはそれこそドラゴンボールの然り、やっと終われた長期連載といった感覚に近いかもしれませんね。一つの時代が終わり、伝説が終わる、その立役者は間違いなくタモリその人であります。お疲れさまでした。

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