2013年12月05日 (木)

三菱、液晶ディスプレイ事業撤退

師走に入り、悲報が続きます。今度は三菱の液晶ディスプレイ事業撤退の報せ。夏頃から噂としては出ていましたが、確たるソースがなく、情報が錯綜していました。ここに来て、PC Watchを始めとした各メディアの取材により、まさかの確定が確定。正式なリリースもなく、サイレント撤退とは残念至極。「ドラスティックなイノベーションの到来と品質管理の行き届いた新製品を期待」は、夢のまた夢と消えてしまいました。

三菱、個人向け液晶ディスプレイ事業を終息 - PC Watch

このブログでも再三に渡って繰り返し述べている通り、高品質な映像エンジンを始め、豊富な入出力端子、優れたデザインとインターフェイス、液晶テレビ譲りのAV機能をてんこ盛り搭載したマルチメディアモデルとしては、間違いなく最強の一角だったのが三菱IPS。特に、HD世代に突入した家庭用ゲーム機にとって最適な選択肢の一つだったのがこのカテゴリです。他方、PC向けには「三菱こそ120Hzの本命を」という機運も、全盛期には確かにあったはずだと記憶しています。

ただ、決定版であるVISEOが事実上の自然消滅となり、倍速 + 3Dといった方向性を示唆できなかった時点で、事業の継続に疑義を唱える兆候はあったのかもしれません。台湾や韓国といった垂直統合メーカーとの競争はますます激化し、パネルを自社調達できない三菱としては、デスクトップの減少に伴うニーズの低下と、付加価値より価格、という市場の流れに耐え切れなかったという見方が一つ。国内限定では奪い合うパイの大きさも限られるので、トップシェアを維持しているにも関わらず事業損益の改善が見込めない、という厳しい立場に置かれていたのは想像に難くありません。

いずれにしても、これでこの分野はEIZO一択に。ユーザーとしてはここで立ち止まる訳にも行かないので、消費者として“つまる”“つまらない”という話の以前に、「23型はまだしも、27型どうすんのさ?」という直近の問題が一つ。EIZOが手を差し伸べてくれるにしろくれないにしろ、来たるPlayStation 4やHDMI 2.0搭載AVアンプなど、現行の製品サイクルが丁度過渡期に差し掛かる時期だというのに、RDT27*WXユーザーの後継機選びは容易くはないでしょう。拙者とて、しばらくは路頭に迷うことになりそうです。

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