2015年09月09日 (水)

Pt|CroixleurΣ

阿鼻叫喚のv2.0.0アップデートも適用され、いよいよ2年目のTTKに突入するDestiny。よりMMOらしい性格のゲームへと生まれ変わろうとしている“でってにー”ですが、肝心の報酬(装備)に魅力のないMMOやハクスラって、それプレイバリューあるんですかね?

PvEとPvPのパラメータを切り分けて個別に設定するだけでもPvPの呪縛からは逃れられそうなものですが(現にショットガンはそうなっている訳で、やって出来ないことはないはずですが)、頑にそれをすることはせず、Destinyの根幹を構成する価値観さえ否定してしまうBungie。前代未聞という意味では確かに全てを超えている。日本よ、これが全世界で2,000万人のユーザーを抱えるゲームだ。

さて、そのDestinyに復帰したお陰で長らく宙ぶらりんになっていたクロワルール・シグマをようやくコンプリート。アスタブリードやTorquelなどを販売する注目のインディーレーベル・PLAYISMからリリースされている作品なだけあって、国産同人ゲームの中でもクオリティの高い一本です。

ジャンルはコンボアクション。4人の主人公を操作して、ひたすらモンスターを倒して行く一騎当千の爽快アリーナバトルが楽しめます。デビルメイクライで言うところのブラッディパレスを突き詰めたような至ってシンプルな内容ですが、シンプルなだけに遊び甲斐があり、必殺技を絡めてサクサクと敵を倒し、ブワッと弾けるコインをズババババッと回収する小気味良さ、大小無尽蔵に畳み掛けるテンポ感、ミニマルな反復作業には中毒性があります。

反面、コンプ難易度はそこそこ高く、各種のローカルランキング1位、特にフランチェスカ編やエクストラモードのノーコンタイムアタックはかなりシビア。個人的に3Dアクションゲームは大好物なのですが、ご存知の通り、人間性能に関しては下手の横好きで売っているくらいなので、腕の方はからっきし。

その為、プラチナ・トロフィーに辿り着けるかどうかの展望は当初より不透明で最後の最後まで不安でしたが、これが地道にコインを貯めて装備を整え、挑戦を繰り返すことでシステムに慣れていけば、多少下手でも「なんとかなる」絶妙な難易度。必殺技の組み合わせに工夫の余地があり、装飾品を集めることである程度難易度が緩和されるので、そこから更に操作設定の各種アシストを有効にすれば立ち回りは劇的に改善されます。難し過ぎず、優し過ぎず、救済処置も用意されたこの辺りの調整は見事ですね。なかなか良く出来たゲームでした。

あとぱるにゃすかわいい。

獲得したトロフィー

レベル:24(22%)

プラチナ:75
ゴールド:337
シルバー:906
ブロンズ:2851

合計トロフィー数:4169

タイトル 達成率 (%)
【DOWN】Call of Duty: Advanced Warfare ↓57
【NEW】CroixleurΣ ↑100
【DOWN】Destiny ↓76
【NEW】Everybody's Gone to the Rapture -幸福な消失- ↑100
【NEW】Titan Attacks! ↑100
【NEW】Until Dawn -惨劇の山荘- ↑100

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