2015年12月06日 (日)

ラブライブ!μ’s Final LoveLive! 発表

昨年に引き続き、TOKYO MXでラブライブ!の年末特番が放送され、ドゥーム(東京ドーム)での単独公演「μ’s Final LoveLive!〜μ’sic Forever♪♪♪♪♪♪♪♪♪〜」及び「μ’sありがとうProject~Road to μ'sic Forever~」が発表されました。

「μ'sのこれまでとこれから」と題してOAされたVTRでは、2010年6月から始動したスクールアイドルプロジェクトを振り返りました。歌って踊れる芸人集団による天然ボケが炸裂していた昨年とは違い、尺的にも今回のプログラムは非常にあっさりとしたものでしたが、内容としてはμ's総決算といった趣きで、ファイナルに向けてのナビゲートと共に、グループの活動を総括する雰囲気が色濃く感じられました。

Image:μ’sありがとうProject~Road to μ sic Forever~

本件に関しては事前に中国経由と見られるリーク映像が拡散し、若干煽り気味に東スポが記事にするなど情報が錯綜しており、ニコ生同時放送というせっかくのお膳立ても関係各位はすっかり身動きが取れなくなってしまっていたので、5thライブの流出といい、情報規制がガバガバ過ぎてその辺どうなってんだオイという感じでしたが、結局、番組内で具体的に「解散」という言葉が出てくることはありませんでした。

とはいえ、一応“ファイナル”を銘打っている以上、実質がどうなるかということですが、「最後のワンマン」という言葉を額面通りに受け取るとすれば、次回からはAqoursにメインの座を譲り、スクールアイドルプロジェクトとしてのバトンを次世代に引き継ぎつつ、他方ではμ'sメンバーも入れ替わり立ち替わり散発的に絡みながら先輩格としてのμ's枠そのものはダラダラ続く、というパティーンが一番ありそうではあります。今やドル箱となったμ'sですから、商業的には早々簡単に切り捨てられるカードではありませんしね。

ただ、物事というのは世の常、全盛期の内に潔く身を引く、というのもなかなか真似できるものではないので、そんな気迫がμ'sにあればカッコいいなぁと私なんかは思っちゃうんですけどね、人情として。9人のメンバーにはそれぞれに声優や歌手としての本業もある訳ですし、何も大人の事情に縛られているのはスクールアイドルプロジェクト本体だけではないですから。

6年という短い活動期間の内に、下積みも、ブレイクも、飛躍も全部経験して、束の間の頂点を極めたまま去るというのは、なんか凝縮され過ぎててすごいと思いません?それこそ、輝ける一瞬を生きた伝説のアイドルグループですよ。

しかし、この先がどうなろうと、どうなるにせよ、末端の非力な“いちファン”に出来るのは見守ることだけ。仮にファイナルでの解散が現実のものになろうとも、たとえ延命に延命を重ねてコンテンツの寿命が腐りきった頃にメンバーが老害の如き醜態を晒そうとも、多分きっと私は変わらずに彼女たちを応援していますよ。それがμ'sの重力に魂を引かれた者へ課せられた宿命であり、言うなれば「生きる希望」を与えてくれた青春ご本尊さまへのささやかな恩返しでございますからね。

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