2018年11月01日 (木)

新しいスペースグレイのMac mini

新たにスペースグレイを身に纏う待望の新型Mac miniが発表されました。

Image:Mac mini 2018

噂には事欠かなかったものの、前回のアップデートからは実に丸4年が経過していたので、とりあえずはAppleの言質通り生存確認。モデルチェンジが実施されて一安心といったところですが、4年ものブランクを埋めるに見合ったパワーアップを果たしているかというと......微妙かも。

「新型はプロ向けの製品になる」と予想していたアナリストの言葉通り、カスタマイズオプションを盛り盛りんぐすると価格はざっと50万円に迫るようなので、プロユースからサーバユースまでをカバーするレンジの広さは特筆すべきかも。しかし、USBポートが削減されたのは痛いし、本体の縦置きも可能となる嬉しいSSDを標準搭載する一方で、それと引き換えにストレージ容量は大幅なダイエット化。128GBという梅モデルは事実上価格を見せるだけの存在であり、実質的には先代からの大幅な値上げ。

ただまあ、性能の良し悪しは拡張性だけではありませんし、内部機構やテクノロジー面での進歩は流石に隔世の感があり、コンシューマでも恩恵に与るシーンは恐らく多いはず。他に代えのない魅力的な製品であることに変わりはないので、(この後、何年放置されるのか───という杞憂こそあるものの)次こそは安心してMac miniを買い換えたい。

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