2020年09月15日 (火)

Now Playing|KISS OF DEATH

個性も実力もあるが灰汁も強い......のは確か。個人的には中島美嘉さんはあまり得意なタイプではないのですが、これは例外的。この時期に、何故かたまたまダーリン・イン・ザ・フランキスのOPを見掛けて、ほぼ一聴惚れ(オンタイムでは、恐らく容赦のない第一話切りの憂目に遭った作品だったと思うので、多分OPチェックにまで本意気が回っていなかったのでしょうね)。裏を返せば、従来の彼女への忌避感は、あまりハマる楽曲がなかったからこその苦手意識だったと言えるかもしれません。

KISS OF DEATH(Produced by HYDE)は、とりあえずムードが尋常でない。怪しくシリアスで、高揚感を煽るが抑制が利いていて、エモーショナルでセクシー。中島美嘉の個性が、ロックとしても、そしてアニソンとしても全て良い方向に転ぶような積層されたサウンドプロデュースにシビれる。渾然一体とした音の波間に漂いながら、ここしかないという一点を切り取ってデザインしていく巧みの技は、刺激というよりは癒しかも。

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