2021年03月17日 (水)

PlayStation 5

邪悪でブラックなヨドバシは二度と抽選販売を再開する気配がなく、Amazon.co.jpはニアミスが一度だけ、辿り着いた先は楽天市場。楽天を利用するのなんて多分10年以上ぶりくらいですよ、それほどの切迫感に駆られたのは、きっとDestiny 2で日常的にクロス世代の格差を突き付けられていたからでしょうね。PS5に10万円なんて金額は出せませんしそんな大金もありませんが、さりとて定価よりは若干お高かったので、直接的、或いは間接的に転売に手を貸したのやもしれず、これで一介の弱小ゲーマーも闇堕ちということです。

その業も含めて、このPS5と歩む新世代のPlayStationライフに、残念ながらあまり輝かしい未来は想像できません。受注生産などは端から眼中になかったようですが、大切なPSNアカウントもPS Plusも無用の長物、この4ヶ月間、SIEには「お前は客じゃない」と言われ続けてきた訳です。巷ではジャパンスタジオの規模縮小・組織再編の話題が喧しい。

日本軽視じゃないなんてどの口が言ってるんだか知りませんが、ジム・ライアン率いるSIEは明らかに日本以外の地域にリソースを割いており、そして、それは恐らく数字的には正しいのでしょう。結果的にハワード・ストリンガーはソニーの"暗黒期"と呼ばれるだけの無能な歴史で済みましたが、釣った魚に餌をやらず、既存のユーザー、末端のプレイヤーが今どんな顔をしているのかも見えないSIEが鉈を振るった後、先細った市場に光明が残っているのかは分かりません。SIEはもはやアメリカの会社であり、Xboxが辿った未来を覚悟しておく必要はあるでしょう。

さて、ハードウェアについて自分がとやかく言える部分はありませんが、とりあえずオミットされた光デジタル端子については、Amazon.co.jpで昨年確保しておいたFX-AUDIO- FX-D03Jを噛ませることで、従来のヘッドホンアンプ環境をそのままスライドして利用することが出来ています。HDMI分配器など、今はもっといいスプリッタがあるのかもしれませんが、これはUSBバスパワー駆動のDDCですし、音質的な劣化をどうこう言えるような値段でもないので、シンプルでお手軽です。

それにしても毎度のこととはいえ、今回は輪を掛けてUI・UXの未完成感が強い。PSストアを筆頭に継続的にソフトウェアの改悪は続いていますが、プロフィールやアクティビティなどは「PS4やPS3で出来ていたのに出来ないこと」が多く、トロフィーなんか酷い扱いですしね。日常的にゲームを遊ばない人が設計したものなのであろうことは理解したので、エアプでもいいからとにかくUI・UXは整理整頓できる人にデザインしてもらいたいですね。

追記1(2021.03.17)

3Dオーディオは、少なくともDestiny 2では出来損ないのドルビーヘッドホンのような、AVアンプの汎用サラウンド的な音になってしまうので、OFF安定。

追記2(2021.03.17)

DualSenseは割と改悪ではなかろうか。物自体が大振りでしっかりと重量感があり、トリガーも重い。何より、掌に当たる部分の形状が自分の手には合わない。第一印象はかなり悪く、Destiny 2で小一時間もアクティビティをこなせばもう疲労感を覚えてしまう。コントローラ(パッド)のフィット感の良し悪しはゲーマーにとって致命傷になり得るので、慣れで解決される問題であることを祈る。

追記3(2021.03.18)

実機からの配信を横断的に、手軽にザッピングできたLive from PlayStationが無くなったのが本当に不便。内部的には搭載されているウェブブラウザをアプリとしては用意しないくらいなので、ドミナントでないものは容赦無く切り捨てるという方針なのでしょうが、今に始まった事ではないとはいえ、本当にユーザー体験などどうでもいいのだと思わせる。

追記4(2021.03.22)

○×ボタンは意外と早く慣れそう。そもそも日常的に洋インディーゲームを嗜んでいると翻訳・ローカライズが完璧なものばかりではないので、その都度ボタン配置が変わるのは珍しくない───という土壌はありますが、DualSenseの異物感というか違和感というか、そういったものがアテンションを引き付けているお陰で、自然とそちらに集中が向いている、というのは大きそう。

追記5(2021.03.29)

DualSenseは本当に酷い。デカくて重い、おまけに分厚い、形状が合わないので手指が間延びしてしまい操作性が犠牲になってしまうのだけれど、加えてこのフニャフニャなスティックとデッドゾーンの広さ。物自体をカッチリとホールド出来ずに虚空を泳いでいるような感覚、アクションもシューターもやるのにこれは最悪ですよ。欧米人の体格や要望に合わせてデザインしたからこんなことになってしまったんですかね?

追記6(2021.04.23)

確か、採用している冷却ファンの静音性にはメーカー部品によって差があると見聞した記憶はあるのだけれど、そのせいかは分からないが、ジーッというようなブーンというような、高周波とも低周波とも付かない耳障りな駆動音を発するようになった春先のPS5先輩。

また、現在アクティブにプレイ中のアウトライダーズが極めてデッドゾーンが狭いこともあって、気付けばDualSenseがドリフトしている場面も増えた。買う前も、買った後も、「お前は客じゃない」と全力で殴り付けられているPS5。無事、ハズレ個体を引いたという訳ですな。

追記7(2021.05.15)

世間ではDualSenseにカラーバリエーションが発表された頃合い。当方はと言えば、あれだけ最悪だった第一印象からよく持ち直したものだと思うくらい、DualSense自体には概ね慣れたので、ひと安心というか人体の適応能力ってすごいというか。

ただまあ、パーツの分割ラインや材質、工程にもよるのでしょうが、筐体の剛性自体はある設計だと思うんですよね、元々が健康不良児で虚弱体質というのはあるにしても、ちょっとやそっとの力みや捻れでは軋むようなことは一切ないですし、手に取った時のカッチリ感というのは多分歴代でも随一(ギッシリ感はDUALSHOCK 4の方があったかも)。にも関わらず、僅か1〜2ヶ月でドリフトを始めてしまうというのはもうちょっとどうにかならなかったのか。かなり気を遣って運用していた非力な自分でさえこれですからね、剛性と耐久は別物ということですか。

追記8(2021.06.13)

DualSenseはミッドナイトブラックになると想像していた以上に印象が一変して、一気にシックになる。元々クリア(透明)パーツが大好きな人間ではあるのだけれど、全般にガワの材質や加工も工夫されていて、より一層アクセントが際立っている感じでオシャレ。これで僅か一ヶ月でドリフトに直行便するようなことさえなければ完璧なんだけどなぁ。

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