O.Z.K.

先般のエントリでウィッシュリスト内に積まれている報告をしていた牙狼こと待望のGodfallに着手。目標のプラチナ・トロフィーは無事獲得できたので、残りのDLC分は追々。

まだまだ当分遊ぶつもりでいるので手短に書きますが、とりあえず「最高に楽しい」ということで、楽しすぎるとそれ以外に語彙が無くなる。2021年夏期の大型アップデートでかなり良くなったとは聞いていましたが、予想以上の中毒性ぶりに止め時を失う。

最大レベル50で解禁される野良マッチングなどもあるにはあるのですが、基本はソロで黙々と高みを目指してのめり込めるタイプのゲーム。ソロプレイでもラグいのが常時オンライン接続必須の弊害という感じではあるし、中にはアプリケーションの再起動が必要なものまである多種多様なバグを含めて理不尽に思える場面にも多々遭遇するのだけれど、とにかくハクスラアクションとしては抜群に楽しく、ちょっとやそっとの粗相は吹き飛んでしまう。上層試練の塔17〜18階くらいで事故ると本当に心が折れそうになるのだけれど、そこで挫折しないだけの訴求力がGodfallにはあります。"ルータースラッシャー"を謳う本作の骨子は、昨今、ルーターシューター含めた広がりと自滅を見せているハクスラの中で、理想系の一つとなり得る（かもしれない）可能性を秘めた類型ではないでしょうか。

アマラーにもそれはもうめちゃくちゃにハマりましたが、まさかそれ以上にドツボにハマる山場が次のゲームで待っているとは思わなかった。疲労困憊であるし体調もガタガタではあるのだけれど、やはりアクションでハクスラ出来るのは最高ということですね、手頃な厳選が楽しいお年頃。

運営とプレイヤーとが敵対するPvPと揶揄される"ボーダーナーフ3"ことBorderlands 3のGearboxが一枚噛んでいるのだけが玉に瑕ですが、DLCも続編もまだまだ欲しいしこの先の展望にも繋がって欲しいので、もっともっと売れて欲しいし、売れていい一本だと思います。

追記1（2021.11.18）

現在、トロフィー獲得率は98％で、「あの光を求めて（光のチェストを200個開ける）」のみを残している状態ですが、流石にこの数字は骨が折れるので、まあぼちぼち厳選を続けながら運良く取れる機会があったらいいね、くらいの気持ちで。

ちなみに、基本的に自分はどのゲームでも、多少火力は落ちてもスキル等の高回転系に能力を振り分けたいタイプ。故に、Godfallでもヴェイラープレートは微々たるチャージ速度目当てでシルバーメインに落ち着いちゃっているライオン丸。シルバーメインはデフォルトのカラー外装がほぼ完璧な決まり具合なので変更が難しいのですが、今は濃青の気分。これがまたすこぶるカッコいい。

一方、そこへ持ってくると、自分のスキル高回転スタイルと火力との兼ね合いの関係から、最後に解放されるヒンタークローはオーグメント的には単純に装着できる数が少ない分ハンデだと思っていたのだけれど、なんと最初に上層試練の塔30階まで到達できたのはヒンタークロー。ソラリスには見事に焼かれたのでクリアできるかは別として、クリティカル率とオーバーHP（と恩恵/災禍のくじ運）さえ盛れれば基本的にどの鎧でもゴリ押しで30階まで到達できるというのは、それこそ上記17〜18階で心が折れそうになっていたことを考えると、これぞハクスラ俺TUEEEEE！の醍醐味でしょうな。

追記2（2021.11.19）

火鍛冶のおじさんをしばいて上層試練の塔30階をノーデスで初制覇。今回使ったのはたまたまイージスホーンでしたが、終盤はオーバーHPを盛りつつ生存することを第一に考えて立ち回ればいいので、結局は良い恩恵、良い災禍、良いボスを引けるかというくじ運次第。ソラリス等の強ボスには勝てる気がしないし、まだまだ満足の行く業物は揃っていないので、厳選の旅路は続く。

追記3（2021.11.24）

シルバーメインでも上層試練の塔30階制覇。星読みの外装も無事ゲットできたし、大満足。

サーバやネットワークの機嫌に左右され過ぎるし挙動もナイーブなのでラグいしバギーだし度々理不尽なのだけれど、それ以上にハクスラアクションとしてのカタルシスに満ちているGodfall。良いゲームです。

追記4（2021.12.02）

アマラーに引き続き、Godfallもクリア直後にフリプ入り。PS Plusのフリープレイは、「既に所有しているゲームはポイントに換算される」のような仕組みもないので、普段からゲームを購入してるゲーマーほどモニョモニョするばかりで旨味のないシステム。まあ、釣った魚に餌はやらないソニーに苦言を呈しても無駄だということは理解しています。

それはそうと、フリプで提供されるGodfallは"Challenger Edition"なる謎の不完全版（コンテンツ制限版）。布教には力不足ですが個人的にはかなりヒットした作品だったので、ここ数日来ツイッターでも熱心にプッシュしていたのだけれど、その気持ちに水を差す誰得仕様。

ストーリーも含めたハクスラとしての学習シークエンスというか、パッケージ全体の流れを評価した上での中毒性だったので、一足飛びにエンドコンテンツだけ体験するというのはあまりにも雑な片手落ち仕様。ハクスラにとって「キャンペーンはチュートリアル」というのは常道ですが、だからと言って本当に取っ払ってしまうのはあまりにも情緒がない。

多少の理不尽は楽しさが吹き飛ばしてくれる、と熱心にオススメしていた結果がこれとは報われない。こんな特殊バージョンにGoサインを出したのは一体誰なのか。いきなりエンドコンテンツに放り込まれる新規、ゲームへの理解が未熟なプレイヤーが大挙することで混沌とする既存のプレイヤー、本当に一体誰得なんだ。

追記5（2021.12.04）

問題の"Challenger Edition"に向けてv4.1.9のアップデート。

詳細は追々見ていくとして、ストーリーリプレイのマクロス撃破で解放されるシルバーメインの新たな外装は念願のマントなし意匠バージョン。当面はこれで決め打ちかも。

しかし、裏でエンドロールを流していても、つくづく本作はBGMがいい。なので、欲を言えばロビーのBGMだけ最初の勇壮なテーマ曲に戻して貰いたいところ。勇壮か悲壮か、高揚か沈着かという気分の問題でもあるし、睡眠導入作用という作業効率的な問題でもある。ACfAのアセンブル画面ほどではないにしても、あまり目の覚める音楽ではないので。

追記6（2022.07.31）

感謝パック（スキンセット）という名のSHIFTコードを受け取りつつ、Godfallはこれを以てロードマップの全行程を終了した模様。

最新のUltimateアップデートは全くの手付かずだし、トロフィーもせっかく「あの光を求めて（光のチェストを200個開ける）」は獲得しているのに、チャレンジャー枠が宙ぶらりんなせいで獲得率92％止まり。ここから最後のモチベーションが湧くかどうかは微妙なところ。

とはいえ、自分は発売日組ではありませんでしたが、取っ掛かりのいい時期に楽しませてもらったと思います。毀誉褒貶はありつつも、製品版リリースから約2年間の旅路、お疲れ様でした。

追記7（2022.08.18）

Ultimate Editionリリース時の大型アップデートによるナーフの影響が甚大で、主立ったところでは───

• クリテクビルド（ロンソライオン丸）の回転率が激落ち
• シールドスロー→キャッチ（タイミング攻撃）衝撃波の到達範囲が縮小
• テイクダウンの与ダメ減少

等々により、サクサク高回転型の長所である爽快感が無くなってしまったのが痛恨。

心残りだったチャレンジャー枠のトロフィーについては、レジェンダリー目標が立て続けに出てくれたお陰もあって、上層試練の塔×2ほどでクエスト10件を達成できたのは運が良かったとしか言いようがありませんが、最後の最後でこの萎え落ち必至の調整は、ほろ苦い印象しか残さない極めて無念なものだったと言わざるを得ません。ギアボ、及び本作デベロッパーによる次回作は要警戒。

獲得したトロフィー

レベル：514（39％）

プラチナ：207
ゴールド：1064
シルバー：2200
ブロンズ：5799

合計トロフィー数：9270