2022年05月15日 (日)

Pt|ワンダーランズ

ボーダーランズはJP版のトロフィーを事故らせたことで悪名高いPS3の初代GOTYエディション以来。ストーリーは追っていないのでお話には詳しくないものの、2のDLCからスピンオフした形となるワンダーランズはスタンドアローンな新作として成立しており、単純に眺めていて楽しそうだったので食指が動く。

ただ、Gearboxと言えばこちらも悪名高いナーフランズ3、即ち、頭ギアボの動向だけが気掛かりだった訳ですが、結論から言うと懸念は的中したと言えます。

ナーフの規模そのものは3ほどではないですが、巷のチートやインフルエンサーの動向を見てお茶の子さいさいで数字遊びをしているとしか思えない自称調整の名目で行われるナーフ。頂点を叩き潰す、最強格ではないが普通に使えていたような次点クラスの嫌らしいところをチクチクと刺す、そして、時に3〜4割減や半減といったような下方修正幅に対するあまりにも過小で微々たる上昇幅。

これは、実際に現在進行形でプレイしているゲームでやられるとなかなか堪えます。対人要素のないPvE、それもお宝を掘って強くなろう、お気に入りのアイテムを見付けて気持ち良くなろうというハクスラでこういうことをやられる訳ですからね。従来通り本作も基本運営はノーガードなので、不正を働いているチーターには痛くも痒くもなく、地道にコツコツと装備を集めているようなプレイヤーのモチベーションだけをゴッソリ削ってくる。Destiny 2が悪夢の運営なら、頭ギアボは地獄の運営といったところ。ハクスラって俺TUEEEEE!出来るものだと思っていたのだけれど、そもそも彼らの頭脳にはそういう概念そのものが存在しない様子なので、「ナーフ主体の調整で萎える」という心理そのものが理解できないのかもしれません。

メインクエストやサイドクエストを楽しむに留め、カジュアルにストーリーを追うだけなら手頃なボリューム感で普通に楽しいFPSRPGです、バグや不審な挙動は多めですけどね。初代ボーダーランズの頃の立ち回りが思い出せないのだけれど、気付けばカエル飛びよろしくピョンピョン跳ね回りながら腰撃ちでアンティーク・グレートボウをばら撒く感じになっていたので、ワンダーランズは実質アーマード・コア。ただ、上記のように公式が直々にモチベを削ってくる上に、エンドコンテンツのカオスチャンバーや自称DLCは閉塞感が凄まじく飽きが早いので、長く楽しむタイトルではないでしょう。

久々のボダランシリーズということで手探りと疲労困憊の中、のんびりとマイペースにプレイして全マップ進行度100%にはしましたが、その先は虚無です。恐らくはビルドを組めていないのにスキルも使いたいし射撃もしたい、と意欲散漫になっているのが手詰まり感の要因の一つで、個人的にハクスラ系はこういう妙な固執やこだわりで根詰まることが多め。ただ、ワンダーランズはそれ以前の問題。ヒャッハー!したいから時間と労力を掛けて装備を掘って自分に合う組み合わせを作っても、それが強いと神の一手でナーフされるのがワンダーランズなので買わない方がいいですよ。頭ギアボを甘く見ていた自分が悪いとはいえ、後悔先に立たず。

獲得したトロフィー

レベル:525(86%)

プラチナ:222
ゴールド:1172
シルバー:2335
ブロンズ:5958

合計トロフィー数:9687

タイトル 達成率 (%)
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