2023年02月09日 (木)

Pt|Biomutant

PS Plus 12月度のフリープレイ。実は発売前から気になっていたタイトルではあったのですが、リリース後の評判が芳しくなく、その割に価格が高くセールでも割引率が低いということで二の足を踏んでいた一本。このピックアップは僥倖でした。

結論から言ってしまうと、少なくとも現行バージョンを(パフォーマンスモードがあり視野角も変更できる)PS5版でプレイする限りでは、決して酷評されるようなゲームではないなと。ハードルを上げてはいけないゲームであることは確かなので期待値は抑えるべきですが、敵とのエンカウント率に物足りなさを覚えつつも、このポストアポカリプスなオープンワールドをのんびり散策・探索しているだけでも普通に楽しい。自分は特にケモナーという訳ではないのですが、適度なオシャレ要素も楽しめるカスタマイズ性、自然と廃虚が連なる世界観───色々と個人的に波長が合ったんだろうな、というニュアンスで解釈して頂ければ幸いです。

そんなバイオミュータントを一言で表すとすれば、「勿体無いゲーム」であるということ。枚挙に遑がないですが、例えばミニマップがない、マップ上の任意の場所にピン留め出来ない......等々の初歩的な部分が欠落している。その割に、サイドクエストを受注するととんでもない遠方にお使いに行かされがちで、またそれを愚直に消化しようとすると「壁の破壊にアイテムのアップグレードが必要です(今はまだこの先には行けないよ)」などと言われたりして消耗することが多く、テキトーに進めてしまうとテキトーに進めただけとっ散らかってしまう。非効率的。

そんな調子なので、まだ受注していないサイドクエストをマップ上に「!」マークなどで表示してくれることもないし、エリア目標に近付くとオートマトンが音声を発信してくれる的なアシスト機能も一切なく、ユーザビリティの向上に必要な、細かいけれど重要な部分が色々と足りていない。横には広いが奥行きがないとでも言うのか、とにかく最近のオープンワールドにしては無駄にストロングスタイル。

それでも基本的には楽しいんですよ。BGMが良いので散歩しているだけでも気持ちがいいし、なんだかんだで広大な廃墟でお宝探しをするのは楽しい。あと残り1個の戦利品が見付からない......という出来事は割と頻発するので、重めの探索を終えたあとに連続すると流石に疲弊しますけどね。でも、続編なりアッパーバージョンなり、何かしら次の展開があれば喜んで買っちゃいそう、というくらいにはハマっています。

ちなみに、1周目は意地でも光のオーラプレイを目指すつもりだったのですが、ストーリークリア(ここまでは闇0)→プラチナ・トロフィーの間に何処かで汚染されてしまったようで、現時点では光オーラ136・闇オーラ2と目標を貫徹できなかったのが痛恨。なお、当面は1周目のデータのままサイドクエスト全消化を目指すので、その過程でエリア目標も出来得る限り埋めたいところ(前述のように「残り1個が見付からない」ようなことが多すぎるのでコンプリートは非現実的)。とりあえず飽きるまでは、気力の続く限り、この楽しい散歩を続けましょうぞ。

追記1(2023.02.14)

バグで進行不能なもの以外、1周目のサイドクエストは全て完了。累計プレイ時間は70時間ほど、Lv.56 / 光オーラ167:闇オーラ2の痛恨スコア。エリア目標は当然歯抜けだらけな訳だけれども、ここまでやり込むと流石に良い面以外も見えてくるので、モチベ・気力は相当微妙なところ。このまま散歩がてら適当にエリア目標を埋めながらフェードアウトの線が濃厚、よっぽど意欲が湧けば育成目的での2周目。

追記2(2023.02.27)

手持ち無沙汰───というと大いに語弊がありますが、他に逃避の手段もないので2周目。で、どうせならトロフィーも取りたいということで、PS5版からPS4版へのデグレードというストレスに耐えながら、改めてPS4版で完全新規ニューゲーム。

というのも、どうにも選択したキャラクターの種族に不満があったんですよ。初見では完全に見た目で種族を選択しており、お顔がキュートで声にも合っている、特に口元が微妙にぶちゃいくな仕上がりとなっているバイオミュータントの中では一番マシに思えた青 + 純白のレックスをチョイスしたのですが、問題は体が小さ過ぎてせっかくの着せ替えもいまいち映えないということ。レックスの体格は恐らく全種族中最小、それ故にファッションが映えないという弊害に、最終盤で気付いたんですよ。その為、どうせならキャラクターを作成し直したい、という欲求と葛藤があった訳です。

そんなこんなで、ガタイ的には一番しっかりしているフィップで再始動中。体格バランスや毛並みはレックスと同じく全デフォ + 赤色の部分だけを青色に変えたパターンが無難。お顔も他に比べれば全然愛嬌があって許容範囲。上半身が屈強で腕も長いので装備の映えは勿論違うのだけれど、心なしか近接攻撃時のリーチまで違っているような......流石にプラセボだろうか、とは思うものの、△(捕獲網)での動物やオブジェクトの捕まえやすさはレックスの時とは明らかに違っているので、結局よく分からん。

獲得したトロフィー

レベル:539(84%)

プラチナ:239
ゴールド:1285
シルバー:2493
ブロンズ:6301

合計トロフィー数:10318

タイトル 達成率 (%)
【NEW】Biomutant ↑100

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