2007年09月14日 (金)

「ふちゃぎとエリザベス」10月1日発売

YouTubeやニコニコ動画で人気を博している我らがふちゃぎ家のドキュメントが書籍化されました。DVD付き写真集「ふちゃぎとエリザベス」は、ふちゃぎの誕生日でもある10月1日に定価1,890円で発売予定です。

“ふちゃぎ”の成長から、“エリザベス”との出会い、
そして嵐の夜までを完全収録したDVDと写真集です。

本書でしか見られない撮り下ろし写真を多数掲載し、
附録DVDでは未公開映像も盛りだくさん。
見る人の心を温かく包む、やさしい奇跡の物語です。
ニコニコ動画で総再生回数200万回を突破した人気動画シリーズの待望の書籍化。

写真集&DVD『ふちゃぎとエリザベス』公式サイト

本書ではふちゃぎとエリザベスを主役に据え、二匹の成長をメインテーマに構成しています。ささぐときなこの二本は準主役扱い、大長老チロ様とボスは脇役に徹し、コーニーとしゃらくはDVDに友情出演。残念ながらしゃらくの写真収録はお預けとなりました。

出版元のサンクチュアリ出版では特設サイトを公開しています。

Amazon.co.jp:ふちゃぎとエリザベス

とうとうニコニコ動画からも書籍化タイトルが誕生する運びとなりました。オタクの聖地、或いは魔界として何かと話題のニコニコ動画も、実態はといえば著作権や著作隣接権を侵害した上で成り立っている文化圏なので、個人的には諸手を挙げて賞賛することはあまりしたくないのですが、一方ではパーソナルビデオの需要を開拓しているのも事実で、「ふちゃぎとエリザベス」を始めとしたAV(アニマルビデオ)の勃興には目を見張るものがあります。オリジナルコンテンツもしっかり生息しているので侮れません。

それにしても、特設サイトに目をやると、思わず涙腺を刺激されるあのBGMを予告編に持って来るというのは反則。ほぼ全てのふちゃぎ動画をチェックし、ブログにも足繁く通っている身からすると、サンクチュアリ出版の煽り方はかなりあざといのですが、彼らの商魂にまんまと乗せられてしまう私も大概です。なお、宮良隆彦その人によるサイン会は蛇足に他なりませんが、そこは主特有の茶目っ気だと解釈した方が幸せなので、近場の方は是非とも御利益に与り、或いは念を送ってやりましょう。ゴッドハンドをモフモフするチャンスです。

とまれ、ふちゃぎにもエリザベスにも匹敵する美猫である二代目しゃらくもすっかり家猫として定着したふちゃぎ家では、要であるふちゃぎ不在の日々が続いています。彼らの成長が記録された記念すべき書籍の発売が待ち遠しい反面、そこにふちゃぎが居ないのでは意味がありません。ふちゃぎの冒険憚は長期戦の様相を呈していますが、もうすぐ1歳を迎えるふちゃぎ、彼も大人になる準備をしているのでしょうか。

授乳までして育てたふちゃぎの事ですから、主もさぞかし心を乱していることでしょう。猫にとって、ペットにとってどうすることが一番幸せなのか、それは誰にも分かりません。しかし、ふちゃ主ほどの飼い主が愛情と慈しみを持って考え抜いた結果であるならば、それが一つの正解であると私は信じています。ふちゃぎもエリザベスもチロもしゃらくも、その他の動物達も皆が皆、幸せであり、幸せであったはず。だからこそ、ふちゃぎよ、早く戻っておいで。一回り大きくなったふちゃぎが一刻も早く帰還されることを祈りつつ、主への激励の言葉と代えさせて頂きます。

関連エントリ:
ブログ「ふちゃぎん家」公開中

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