2009年09月04日 (金)

液晶ディスプレイを購入しました - LCD-MF221XGBR

PS3用のフルHD対応21.5型ワイド液晶ディスプレイを調達しました。

一応、2011年までには我が家のSDTVも全て地デジ対応HDTVに切り替わる予定ですが、即日実行に移せる計画でもないので、それまで悠長に事を構えておくことが出来なかったのが真相です。それもこれも、全てはCall of Duty 4: Modern Warfareのせい。実にPS3を持て余す。9月10日の再販までには間に合わせたかったので、購入を急ぎました。

とはいえ、財政的な余裕は無いので、品質よりもコストパフォーマンスを優先し、最大解像度1,920×1,080サイズのフルHDパネルに、HDMI端子、ヘッドフォン端子を搭載した、1.5〜2万程度の手頃な液晶モニタを物色しました。この価格帯では、Westinghouse、GreenHouse、BenQ、LG、iiyama、I-O DATA辺りの製品が条件に当てはまりますが、如何せん光沢液晶となると選択肢が少ない。BenQ・E2200HDのデザインも捨て難く、Acerの廉価モデルも魅力的でしたが、いずれも条件が折り合わなかった為、候補は事実上、I-O DATAのLCD-MF221XGBRとLGのW2261VG-PFの二択に絞られました。

コストパフォーマンスで選べばLGのW2261VG-PFですが、LG製品は典型的な韓国液晶なので、映像に癖があり環境を選びます。大雑把な目安としては、機能性に優れた安定のアイオー、コストパフォーマンスに優れた高輝度のLGという理解を踏まえておく必要があります。

液晶ディスプレイを吟味する上で最初の分岐点となるのは、グレア、ノングレアのどちらのタイプのパネルを選ぶかですが、その点、MacBook Proを手に入れてからというもの、映像の美しさ、発色の鮮やかさに感動し、すっかり光沢液晶の虜となってしまった私としては、出発点からしてグレアタイプに気持ちが傾いており、決断は容易でした。画面が暗転するとモニタにイケメン(爆)が映り込み、精神的なダメージを受けるという怪奇現象こそ報告されていますが、それもブラウン管時代への回帰と考えれば問題ありません。

ということで、今回は無難にI-O DATAのLCD-MF221XGBRをチョイスしました。一時期、Amazon.co.jpでは2万を切る特価で販売されていたものの、タイミングを逃し、底値で買えなかったのは悔しいですが、こればかりはしょうがない。しかし、何せ狭い部屋では置き場所にも困るので、将来的にはリッドクローズドモードでMBPとの双発体制を整備することも検討しています。

例えば、今ある環境を有効活用するという意味では、ノートブックでも運用可能なHDビデオキャプチャであるMonsterX-eを利用し、MBPにメディアを集約するというのも現実的な選択肢の一つでしたが、Late 2008 + Windows Vistaの環境下では、一部のSSDやExpressCardがシステムのリソース不足により動作しないことが報告されており、MonsterX-eに関しても動作確認が取れなかったので、今回は購入を見送りました。結果的に、液晶ディスプレイをハブとすることで、Mac、地デジを横断するクロスプラットフォームの構築が可能になったことを考えれば、液晶ディスプレイの購入は正解だったと思います。

なお、HDMIケーブルはCYBER・HDMIケーブル 1.3a/2m(PS3用)をテイクアウト。サイバーガジェットのケーブル・サプライは、安価な割に品質が安定しているのでオススメです。

Amazon.co.jp:LCD-MF221XGBR

およそ一週間の使用を通して、視野の広さにも大分慣れて来たところですが、それにしても、SDTV + S端子とは画質の次元が違い過ぎて笑う。ハッキリ、クッキリ、広い……そして、インチ当たりの情報量の多さはまるでチート。CoD4は720pなので(ソース自体は600p)多少間延びしている感はありますが、それでも貨物船ステージなど見易いこと見易いこと。従来の環境がここまでのハンデを背負っていたことに驚愕させられます。

インプレッションとしては、液晶自体は素直で癖が無く、グレアなので流石に発色は鮮やか。色彩に深みこそありませんが、非常に綺麗です。デフォルトの画質設定は汎用性が高く、広範な素材に柔軟に対応します。多少輝度を抑えるくらいで目潰しは回避でき、眼精疲労もそれほど感じられないので、特に設定を追い込む必要はありません。ただ、上下左右共に視野角は狭めで、映像のブレや残像感も厳密には感じられます。

例えば、価格の割に取り立てて高品質な液晶ディスプレイを使用している訳ではないMBP Late 2008も、こうして見比べてみると、それでもそれなりというか、腐ってもプロシューマー向けの製品であるということに気付かされます。LCD-MF221XGBRを使ってみて感じた最大の違和感の原因は、高品質なLEDバックライトの存在。MBPのLEDディスプレイに慣れてしまうと、従来のCCFL式バックライトでは光源漏れが気になって仕方ありません。

それ以外には、機能性、操作性においても特に問題は感じられませんが、ベースやフレームの作りは安っぽく、パネルの品質も値段相応といったところ。直接的な比較対象がないので何とも言えませんが、粗を探せば何とやらで、上を見ればキリがありません。しかし、この価格でこのスペックが実現することを考えれば、充分満足の行く製品だと思います。念願のフルHD環境を手に入れて、これでようやくPS3もその真価を発揮し、今世代機の真の姿を堪能することが出来ます。


ということで、とりわけCoD4に依存した話をピックアップしてみると、まず音響面では、HDMI出力に伴ってサウンドの質が劇的に改善されてしまった点が大きい。“されてしまった”というのは、環境音全般がデジタライズされてステレオ効果が増したことで、例えば、雷鳴に気配が掻き消される、といった具合に人間の動作音が分かり難くなってしまった。SEから得られる情報量が多いCoD4において、これは地味にキツい。

一方、SDTVとHDTVでは、レーダー表示一つとっても、解像度がまるで違います。「レーダーをよく見よう」という先達のアドバイスも、SDTV時代には今一つピンと来なかったものが、HDTVになった途端、チームの展開と戦況の変化が手に取る様に分かる。味方のアイコンはアクションによって仔細に表情を変えるし、敵の光点から得られるインフォメーションの豊富さったら無い。ありゃ見なきゃ損というより、自然と目が行ってしまいます。

ただ、まだ色々と勝手が掴めておらず、中距離の視認性が大幅に向上したことで、射程距離というよりは、目視戦闘領域そのものがそっくりそのまま中距離側に移動してしまったので、近距離域がエアポケットになっています。近所の警戒が疎かになりがちなことに加えて、レーダーにも気を取られるので、遭遇戦での立ち回りがかなり脆弱です。裏を取ろうとか、遮蔽物を意識したクリアリングを心掛けようとか、SD環境故に発達した感覚や戦術、これまでの基礎経験値がぶっ飛んでしまった感じ。この辺り、しっかりとHD環境に適応しながら、立ち回りを細かく修正して行かないと先が見えません。

反面、最近では特にエイムの甘さが戦績に響いており、マップの把握、立ち回りなど諸々を含めて、今の手応えではアベレージで2桁キルに到達するのはまだまだ厳しいと感じていますが、それでもこれがHD環境への移行をきっかけに徐々にスコアが安定してくれれば……と期待しています。


ちなみに、この他にも、デイテル「コントローラーチャージャー ツイン」やゲームテック「アシストパッド3」など、PS3用のサプライを色々と買い込んでしまいました。ここまで踏み込ませたCoD4は本当に罪深い。

通常、PS3専用コントローラーのバッテリーを充電するには、PS3本体から電源を供給しなければなりませんが、「コントローラーチャージャー ツイン」の特徴は、PS3本体を起動する必要がなく、コンセントのみでコントローラーの充電が出来ること。この製品は、コントローラーのUSB端子にアタッチメントを装着し、充電スタンドにセットすることで充電を行いますが、アタッチメントを装着したままでもコントローラーの操作が出来る形状になっており、かつ軽量なので邪魔になりません。ゲームをプレイした後は、コントローラーをスタンドにセットするだけでOKという手軽さが魅力です。

また「アシストパッド3」は、劇的に操作感が変わることはありませんが、過度な期待を寄せなければ中々良好なアップデート効果が得られます。アナログスティックは、凹凸のあるキャップを被せることで滑り難くなるので、微妙なエイム調整がし易くなり、加えて、L2/R2トリガーパッドには外側に反り返る様なアタッチメントを装着する為、指が滑落する様な感覚が無くなり、ベストポジションでのホールドがし易くなります。純正コントローラーをカジュアルにバージョンアップ出来る「アシストパッド3」はFPS初心者にもオススメの逸品です。


カテゴリの再整理に伴い、近況報告の備忘録はO.Z.K. : 「Call of Duty 4: Modern Warfare」近況報告2として独立しました。

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