2005年05月14日 (土)

Xbox 360「ブルードラゴン」

さて、“鳥山明キャラクターデザインの”という枕詞が用意されている「ブルードラゴン」。

私はDr.スランプの頃から鳥山明先生の大ファンで、そのデザイン、グラフィック、画力、ネーミングと、ありとあらゆるセンスには心底惚れ込んでいるのですが、正直、傍目から見ていて今の鳥山明先生の絵にはもうかつての求心力は無いと思います。落ち目と言ったら失礼かもしれませんが、本来、老練や熟成とでも言えるべき部分が、私には老いや衰えに感じられてしまって……それは先生自身の劣化と言うよりは、主に作画ツール(要はMacのせい)によるところが大きいのですが、全盛期のキレや輝きと比較してしまうのは酷でしょうか。少なくとも、もう“鳥山明”という名前だけで客を呼べる時代ではなくなったと思っています。

しかしだなぁ、それ以前にこのプロジェクト、そもそもヒゲの坂口さんが既に過去の人としか思えなくて。今頃坂口さんって言われてもなぁ……というのが正直なところ。晩節、映画での印象があまりにも強烈で、そもそも坂口さんてそんなに魅力的なクリエーターでしたっけ、とさえ思える。

リンク:
【次世代Xboxプレビュー】鳥山明キャラデザインの『ブルードラゴン』の詳細は?

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