2015年02月23日 (月)

PlayStation 4 一周年雑感

さて、2015年も早2月末週。ということは、いつの間にかPS4も国内発売から満一年を迎えていた訳です。

Image:PlayStation®4 | プレイステーション® オフィシャルサイト

快進撃を続ける世界市場では2,000万台達成目前、国内ではPS3から3ヶ月遅れでの100万台突破となっている情勢ですが、この間、自分の中では敢えて振り返るような出来事もなく、あくまでも日常の一部として淡々と時が過ぎていたのですが、まあ、それでも有り体に言ってしまえばあっという間だったなと。壮年にとって時間の流れは早く、そして容赦がないです(働いてないけど)。

ところで、昨今の不肖のゲーム事情について改めて言及しておくと、基本的に私が現役で稼働させている家庭用ゲーム機は一世代につき一台が原則です。

まずは先立つお金であり置き場所であり、そういった経済的・環境的な理由は勿論のこと、何より私は生粋のシングルタスク人間でありますからして、生涯現役時代ならまだしも、社会のレールから脱落した今となっては健康上の事由からメモリ容量も目減りしているので、同時進行的に複数ハードを掛け持ちする……なんてのは土台不可能な話なんですよ。それこそ頭がパンクしちゃう(PS4とPS3の僅かな重複期間でさえ物凄く大変でしたしね)。

裏を返せば、PlayStation一本に特化しているからこそこれだけのタイトルを集中的かつ横断的に遊べている、とも言えるのが実情なので、その辺り、重ねてご理解頂けると幸いです。

なお、PS4に絞るとこの一年で大小17本ほどのタイトルを遊んでいたことになりますが、通年での自己最高評価は唯一☆5を与えられているTransistor。逆に最低評価はCall of Duty: Ghosts / Advanced Warfareに与えられた☆2となっています。

これについては自分の中での評価ルールが前世代から若干変遷しており、PS3時分には☆5が基準点であり、基本的にはそこから印象に残ったものを差し引くだけの減点方式だったので、特に備考がなければ無造作に☆5が量産されておりました。一方、それがPS4では☆3が基準点となったので、特別の加点要素も減点要素もなければ☆3安定。☆5や☆1はよっぽどであり、逆に☆3の範囲は大分広くなっています。以下内訳。

  • ☆☆☆☆☆……Transistor
  • ☆☆☆☆★……Destiny / お姉チャンバラZ2 〜カオス〜
  • ☆☆☆★★……その他
  • ☆☆★★★……Call of Duty: Ghosts / Advanced Warfare
  • ☆★★★★……なし

最後に、「PS3時代に思い描いていた次世代をようやく感じられている」という点では割と満足度の高いPS4。

リソース管理にも不自由するシステムの緩慢さであったり、フルHDモニタと内部解像度のミスマッチであったり、やはり「頭の中で思い描いていたPS3像」と「現実のPS3」には乖離がある訳で、日常的に使い込んでいるマシンだからこそ不満も限界も感じていたし、だからこそPS4には発売と同時に飛び付いた訳ですし。そういう意味では、PS4は自分の中でようやく実現した「真のPS3」と言えるかもしれません。

逆に言えば、「真のPS4はPS5で」ということになるのかもしれませんが、まあ、そこは理想と現実のギャップ(或いはロードマップに現実が追い付くまでの時差)という奴で、エンターテインメントというのは顧客に夢を見させるのが仕事ですからね。営利企業が利益を追求するのは当然ですが、エンターテインメントに限ってはそれだけではダメで、事業主は一にも二にも夢を売らなきゃいけない。時に詐欺師と区別が付かないそれは信頼と裏切りが渦巻く仁義なき魔境を作り出す訳ですが、それ故にコミュニティは熱気を帯び膨大なエネルギーを産み出す───その特殊性の最先端にあるのがビデオゲームだと思うのですが、コンソールの場合はそこにメーカーの威信や野望が絡んでくるし、傲慢な顧客とも持ちつ持たれつな関係性を築くものだから大概ややこしいですね。

だからある種、鼻から吸引して脳に直接作用する“PlayStation 9”のビジョンというのは、あれは業界の狂気を体現するのに適した良いモックアップだったと思うのですよ。

しかしながら、自分でも以前には「ゲームハードとしてのPlayStationのリリースはこれが最後になる」とは書いているものの、実際問題として、「ネットワークの向こう側に溶け込む」とはどういうことなのか、物理インターフェイスとしてのデバイスが不要になるとは思えず、PCベース?Linuxベース?それともUSBメモリでお持ち出しOS化?でもそれじゃあ競合サービス(例えばSteam OS)との差別化は?などと色々妄想できる材料はあるものの、今やソニーの中核に据えられるに至ったゲーム事業から、この次の世代が一体どういった形で世に現れることになるのかは想像も付かないですね。

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