2005年06月22日 (水)

久米宏「A」低視聴率で打ち切りへ

鳴り物入りで始まった日テレ系の情報バラエティ「A」。初回だけ見ましたが、これがまたつまらなかった。おまけに司会が久米さんである必要がない。ライブ感もなく切り口も平凡、低視聴率も頷ける内容で、これでは打ち切られても仕方がないと思います。

久米氏「A」低視聴率で打ち切り

「ニュースステーション」の久米さんは好きだったのですが、そのイメージからすると、持ち味も魅力も、発揮するどころか半減させてしまったと思われる「A」。久米さんが、1年の休養を経てのテレビ復帰に何故この番組を選んだのか、激しく謎です。

そもそも久米さんの起用は、日テレ上層部の意向が強く反映したものだそうで、制作現場レベルでの発案ではなかったそうな。「初めに久米氏ありきで、制作現場には後から企画を練るよう指示が下りてきた。本末転倒。上手く行く訳なかった」という声も関係者からは聞こえてくる様子ですが、幾ら“視聴率男”とは言っても、番組の企画そのものがおざなりになっていたら、どうしようもありませんよね。ますますもって、何故、久米さんがこの企画に乗ったのか謎ですが、現場を離れているうちに嗅覚が鈍った、時代を読み損ねた、ということなのかなぁ。

“久米”という看板だけで釣れる視聴者も、今はまだいる訳ですから、次からは番組内容をもうちょっと吟味してからお仕事して貰いたいですね。

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