2006年03月27日 (月)

Microsoft、Windows Vistaのラインナップを発表

古いニュースですが、一寸メモ。

米Microsoft、「Windows Vista」のラインナップ6種類を発表
Windows Vistaの製品ラインアップはStarterからUltimateまで6種類

Microsoftは、2006年後半から2007年にかけてリリース予定の次期OS「Windows Vista」の製品ラインナップを発表しました。

法人向け

  • Windows Vista Business
  • Windows Vista Enterprise

個人向け

  • Windows Vista Home Basic
  • Windows Vista Home Premium

全ての機能を搭載する

  • Windows Vista Ultimate

新興市場向けの簡略版

  • Windows Vista Starter

の計6種類をリリースするとのこと。Windows Vista Starter以外のエディションについては、32bit版及び64bit版のライセンスが用意されます。

「あらゆるユーザーの広範囲なニーズに応える」とされるラインナップですが、とにかく無駄に種類が多いという印象。今もホームユース市場にはXP Home EditionとXP Professional Editionが混在していますが、ここまでパッケージを細分化する必要があったのか。BTOを除くメーカー製PCなどの場合は、標準モデルにWindows Vista Home Basic、上位モデルにWindows Vista Home Premiumといった住み分けが考えられますが、各種のサポートやライセンスプログラム、アプリケーション対応など、想像しただけでもただただ面倒です。そもそも、これだけの種類の製品を市場に投入して、Microsoft自身が混乱しないとも限らないのが洒落にならないところ。エコシステムの頂点として、法人格も含めた広範なカスタマーの要望に互換しなければならないWindowsの悲哀や苦労も伝わって来ますが、デメリットこそ伺えど、あまりメリットというメリットが見えて来ません。

ただまあ、32bit版と64bit版のパッケージが別ならば合計10種類のエディションとなるので、全て並べれば壮観ではあります。

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