BONNIE PINK「Thinking Out Loud」7月25日発売
Posted by ramhorn05j
70万枚を超えるスマッシュヒットを記録したベストアルバム「Every Single Day:Complete Bonnie Pink(1995-2006) 」から1年、オリジナル作品としては2005年9月発売の「Golden Tears」以来約2年ぶりとなる、BONNIE PINK通算9枚目のニュー・アルバム「Thinking Out Loud」が7月25日に発売されます。
ヒットシングル「A Perfect Sky」のアルバム・バージョンを始め、ドラマ「わたしたちの教科書」主題歌「Water Me」、日産「MOCO」CMソング「Gimme A Beat」、au by KDDI CMソング「Anything For You」など、人気のナンバーを多数含む全12曲を収録。 初回限定盤には、「Anything For You」「Water Me」のビデオクリップの他、「NISSAN MOCO presents BONNIE PINK インターネットライブ from スウェーデン」より、「A Perfect Sky」「Gimme A Beat」「Tonight,the Night」のライヴ映像を収めたDVDが付属します。また、初回盤、通常盤共通のCD購入特典として、「BONNIE PINK TOUR 2007 "Thinking Out Loud" Final at 武道館」のチケット先行予約特設HPにアクセスできるID / Passwordが掲載されます。
デビュー以来最大のブレイクを果たし、昨年は10周年のメモリアルイヤーに相応しい活躍ぶりを見せたBONNIE PINK。人気の爆発に伴ってメディアへの露出も激増し、精力的にプロモーションをこなす昨今ですが、凛としたライブパフォーマンスでは相変わらず格好良さが失われないもので、素敵な姐御パワーを振りまいています。
そんな彼女の最新作「Thinking Out Loud」は、「Golden Tears」から約2年の激動を経てリリースされるオリジナルアルバムということで、かなり盛り沢山な内容となっています。ただ、シングル曲を聴きかじった限りでは、独特の洋楽的なアプローチはやや後退した印象で、現代のJ-POPシーンに歩み寄りを見せたアレンジと、少なからず売れ線を意識したシークエンスが感じられます。ブレイクがもたらした環境の変化が「Thinking Out Loud」に及ぼした影響を推し量るに興味深いものがありますが、それでも、最高傑作と銘打たれている本作では、彼女のキュートなボーカルと、ワクワク感をパッケージングしたカラフルなサウンドが、夏の日差しに負けじと煌めく躍動感と、そして、じんわりとした心の潤いを与えてくれるに違いありません。名前が売れたところで色褪せることのない、BONNIE PINKのスピリッツに期待したいところです。