2007年02月10日 (土)

AirMacへのアクセスを監視する

ここ1年で、我が家のご近所さんも宅内の無線LAN化が進んでいる様子で、AirMacクライアントを起動すると、最近では常時3〜5件のネットワークが表示されるようになっています。こうなってくると気になるのがセキュリティで、暗号化とアクセス制限を施しただけではちょっと心許ない感じ。どうにかしてベースステーションへのアクセスを監視出来ないものか調べてみると、「AirMacマネージメントツール」なるものの存在を発見。

参考:
Retro@Diary 〜Rev.B〜 AirMacを監視しましょう

「AirMac Extreme ベースステーション」は状況情報を随時記録しており、ローカルでは128KBのログを保存しています。ログは「AirMac マネージメントユーティリティ」を使って読むことが可能で、ベースステーションの動作を監視する際に役立ちます。「AirMac マネージメントユーティリティ」を含む「AirMacマネージメントツール」は、AppleのAirMacサポートページからダウンロード出来ます。

http://www.apple.com/jp/support/airmac/

同梱されているアプリケーションは2つ。「AirMac マネージメントユーティリティ」は、AirMacにアクセスしているクライアントのIPやMACアドレスを管理、監視してくれるユーティリティーです。AirMacに設定してある全ての項目を確認することが出来るので、非常に便利です。

Image:AirMac マネージメントユーティリティ

接続状況を監視する「ログ」「モニタ」の他に、「要約」では自分のネットワークのMACアドレスとIPアドレス、ファームウェアのバージョンなど、「設定」ではAirMacベースステーションの全ての設定が表示されます。定期的に開くことで、万が一の不正アクセスのキャッチに役立てることが出来ます。

もう1つのユーティリティ「AirMac クライアントモニタ」では、AirMacの転送速度や信号強度、ノイズなどのデータを確認することが出来ます。

Image:AirMac クライアントモニタ

考えてみれば、AirMacベースステーションもルーターの端くれである以上、ログの記録くらい出来て当たり前。歴代モデルを含めると、かれこれ6年近くAirMacを使っていながら、ユーザーが直接ログを活用し、ステータスの監視が出来ることを今漸く知った私は、まあ情けないやら恥ずかしいやら。

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