2016年02月16日 (火)

Now Playing|内田彩 / Sweet Tears

内田彩ソロ名義の作品として、エレクトロポップ/ロックといった個別のテーマにフォーカスしたコンセプトアルバムが二枚同時リリース。

ニコイチ換算すると曲数や価格的にはかなりのボリュームになりますが、実質3rd相当───といった趣ではなく、「アーティスト・内田彩」としての遊び心と模索が伺える実験作です。

ワンダーゾーンばりの(・8・)直球の脳トロソングではありませんが、よりキュートであざとく、独特のねっとりしたキラキラしさが楽しめるSweet Tearsは、これまで通りの内田彩らしい愛嬌と中毒性が楽しめる一枚ではないでしょうか。やはり内田彩にはポップスがよく似合うので、従来の音楽性とも距離感が近いマスプロを突き詰めたのが本作であり、よりアグレッシブなアプローチを担うのがBitter Kissと、割と役割はハッキリしているのかもしれません。

エレクトロPOPを基調にした楽曲を中心に全6曲収録。 キュートでPOPなメロディと、どこまでも甘く爽やかな歌詞でキュンとするような作品群が揃うアルバム。

個人的な好みで言えば、なんというか、こう……「エレクトロポップ」というとイコールPerfumeナイズされてしまう芸の無さというか、画一的なボイスエフェクトで歌声を加工してしまうボカロチックなオートチューンはつまらないなぁなどと感じてしまうのですが、こういった自由さはある種のエキシビジョンならではの茶目っ気でしょうし、将来の展望を占う上でも良い叩き台になっているのではないでしょうか。

とはいえ、それこそリード曲のFloating Heartなどはリピートが止まりませんし、個々の楽曲に投入されている熱量とそれに伴うクオリティを鑑みれば、叩き台というのも失礼な話かもしれません。

歌手としても市場としても一定の地力があるラブライブ!/ μ's組は漏れなくソロアーティストデビューを果たしており、この先も安定した活躍が期待されますが、例えば、高坂穂乃果との差別化に苦労していた新田恵美さんなどに比べると、内田彩さんの本質は南ことりに呪縛されないアーティスト像を割と早くから確立していたように思いますし、一方で、声優としての彼女は意外と低い声が綺麗で通るというか、朗読やナレーション向きの良い声帯をしているので、そういう部分でも楽曲の幅が広がると良いですね。作品に恵まれれば一皮も二皮も剥けるのではないかと思います。

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