2017年02月24日 (金)

ガンブレ3|BREAK EDITION 発売

B・R・E・A・Kと銘打たれた5ヶ月連続リリースの大型追加DLCも、第6弾「BUILD KINGDOM」をもって無事完結したガンダムブレイカー3。

シナリオやムービー、登場MSのボリューム的には、一連のDLCは本編の後日談というよりは第2部と言った方がよく、本編 + DLCを合わせて前後編のコンプリートパッケージ「BREAK EDITION」となるのがガンブレ3の全容だと解釈して頂ければ幸い。今回、兼売となる「Welcome Price!!(廉価版)」にはDLCは収録されていませんが、もし本作を手に取る機会があれば、是非ともDLCを含めて、ゆるふわなガンブレ3の全貌を目の当たりにして頂ければと思います。

PS4/PS Vita「ガンダムブレイカー3」Welcome Price!!&BREAK EDITION発売決定! | GUNDAM.INFO | 公式ガンダム情報ポータルサイト

第6弾「BUILD KINGDOM」に関しては、最終DLCということもあって、一回り大きなボリュームと価格で物語を締め括るに相応しい打ち上げ花火が用意されており、あっと驚くMSも登場するなど、お祭り感に溢れる野心的かつ意欲的な内容だったのですが、それだけに、リリース直前に公式の仕込みを台無しにするようなネタバレに晒されるなど......まあ、それはさておき。

システム面では惜しい部分や残念な仕様も散見される本作ですが、世界観やお話的には堂々のマスターピースを名乗れる仕上がりであり、一年の長丁場を供に駆け抜けてきて、ミサ、ロボ太、インフォちゃん、カドマツ、ドロシー、その他、彩渡商店街の面々ともこれでお別れだと思うと寂しい。DLCが完結して、名残惜しさや寂寥感に襲われるという、まるでMOやMMOを追体験しているかのような錯覚に見舞われる稀有な作品。

例えば、公式のDLC完結記念 小野坂昌也&小西克幸 共闘プレイ動画 其の一では「ここからは皆さんの要望次第で───」といった含みのあるコメントも飛び出してはいるのですが、実際問題、それがどこまで本気のリップサービスなのかは定かでなく、しかしながら、このまま3ベースの拡張が続くにせよ、インターバルを挟んで次回作が製作されるにせよ、今、この地平から見えるガンブレの未来は、多分きっと、とても明るいものに感じられます。

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