2005年10月19日 (水)

みなぞう急死

記事のストックが溜まっていまして、ちょっと昔のニュースです。

新江ノ島水族館(神奈川県藤沢市)の人気者だったミナミゾウアザラシのみなぞう(美男象、オス)が10月4日午後5時過ぎ、急死しました。

体長4.5メートル、体重約2トン。11歳で、人間の年齢だと30歳代後半だったという。3日夜から体調が悪くなり、4日朝になってもエサを食べないため、この日のショーを中止。閉園後、獣医師が検査をしようとした矢先に嘔吐し、そのまま息を引き取ったそうです。同水族館が日大生物資源科学部(同市亀井野)獣医学科に運び解剖した結果、死因は肺気腫による呼吸不全とみられるとのこと。95年3月に旧江の島水族館にやってきたみなぞうは、国内で飼育されている唯一のオスでした。

ミナミゾウアザラシのみなぞう急死 新江ノ島水族館

哀れなり、みなぞう。自然界とは切り離された世界で生きて来て、見せ物として人気を博した末に、わずか11歳そこそこでの早死、果たして、彼にとってこの人生は幸せなものだったのかなぁ。実物を拝見したことはなかったけれど、その愛嬌のあるルックスと仕草は、度重なるTVへの露出でも知られるところでした。合掌。

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