2006年04月12日 (水)

2006F1世界選手権、第3戦オーストラリアGP決勝

ようやく決勝を観戦。

フォーメーションLAPでモンパパがスピンし、グリッドではフィジケラがストールするなど、波乱を予感させる幕開け。降雨こそなかったものの、セーフティカーが4度も導入されるという大荒れのアルバートパークサーキットでは、M.シューマッハでさえ大クラッシュを演じて見せることになりました。そんなレースを制したのは、ルノーの鉄人アロンソ。卓越した巧さを見せ、完璧なレース運びで勝利を飾ったディフェンディングチャンピオンは、前半戦をこのままぶっちぎりそうな勢いです。

対照的だったのは、ホンダ第3期初優勝が期待されたポールポジションスタートのバトン。トップ4チームに数えられるホンダも、マシン、ドライバー共に、地力の差が際立ったグランプリでした。ファイナルラップで見せた派手なブローも、ホンダの受難を物語る様です。

そんな決勝にあって、スーパーアグリF1は、ようやく念願のダブル完走を果たすことが出来ました。特に琢磨は、前戦のバトルに引き続き、中盤で本家ホンダのバリチェロを押さえるなど、一時12位を走行する健闘ぶり。好調だったBARホンダ時代を彷彿とさせる素晴らしい働きです。スポーツの世界に“たられば”は禁物でありますが、かのバリチェロが極めて低調なだけに、もし今季のホンダマシンに琢磨が乗っていれば……そんなこともつい考えてしまいます。

一方、やっとこさの井出選手ですが、予選ではコースオフにスピンと派手に暴れて見せただけに、完走という結果も、まずは何事も無かったという安堵感の方が大きいです。しかし、海外メディアでは、琢磨の平均2〜3秒落ちというタイムの遅さに厳しい見方も出ています。いくらマシンが異なるとはいえ、その実力がF1の世界で通用しないと判断されれば、切って捨てられるのは早いでしょう。バルセロナ合同テストと次戦の成績が鍵となりそうです。

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