2006年04月24日 (月)

2006F1世界選手権、第4戦サンマリノGP決勝

決勝レースは、昨シーズンのイモラの攻防戦を再現する新旧王者の一騎打ち。神経を削る熾烈なトップ争いとなりました。時代に抗う落日の皇帝に、真っ向勝負で引導を渡さんとする新王者……意地とプライドのぶつかり合いが生んだ名勝負は、M.シューマッハの完勝で決着。ルノーのピット作戦が珍しく裏目に出た感がありましたが、あのアロンソの猛追を、驚異的な集中力で押さえ切ったM.シューマッハには脱帽する他ありません。予選から決勝まで、今週末はこの人の一人舞台でした。見事なポール・トゥ・ウィンで、37歳にして健在ぶりをアピールした皇帝、未だ衰えぬレーシングスピリッツと勝利に対する飽くなき執念、恐るべし。

一方、お粗末様なホンダワークスのピットワークを傍目に、スーパーアグリF1は初のWリタイア。琢磨の開幕戦から続く連続完走記録も、4戦目にして途切れてしまいました。予選ではスーパーラップを見せただけに、なおのこと残念な結果です。しかし、チームメイトの井出選手は、序盤にクラッシュの一因を作ってしまうなど今回も暴れた印象で、芳しくありません。伸びないタイムとチームからのプレッシャー、加えて他のドライバーから「危険」と名指しされる批判、苦しい立場です。

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