2007年05月17日 (木)

Apple、C2D搭載の「MacBook」をアップデート

Appleは、「MacBook」全3モデルをアップデートしました。

IEEE 802.11nドラフト準拠の無線LAN機能を追加し、基本仕様を強化。Intelのモバイル向けプロセッサCore 2 Duoは全モデルで1ランク上のCPUに高速化され、また、標準搭載メモリを1GBとし、ハードディスク容量が80~160GBにそれぞれ増強されています。ラインナップは従来通り3モデルで、本体色は最上位がブラック、残り2つがホワイト。価格は据え置きとなっています。

Image:MacBook

好評の「MacBook」は、Mac OS X v10.5 Leopardの登場を待たずにアップデートされました。しかし、モバイル向けの新しいプラットフォームであるCentrino Duoの搭載は見送られており、より高性能な「MacBook」を期待していた向きには一寸物足りない更新。2.0GHzをオーバーするCore 2 Duoと標準1GBメモリの搭載はそれでもポイントが高いのですが、如何せん地味目な印象です。筐体のモデルチェンジもお預けされており、Leopard世代の新しい「MacBook」というよりは、Tiger世代最後の「MacBook」といった感じでしょう。

個人的に次期「MacBook」に対して要望したいのはディスプレイサイズです。ワイド液晶を搭載しているとはいえ、省スペースデスクトップとしての用途を考えると、やはり13.3インチでは小さい。小型ディスプレイは今後登場が噂されるウルトラモバイルMacに任せて、「MacBook」にはPowerPC世代の「iBook」と同様、14インチモデルのラインナップを期待したいところ。

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