2005年04月22日 (金)

NHK-BS2 アニメ映画劇場「MEMORIES」

Amazon.co.jp:MEMORIES

引き続き、大友克洋作品として有名な「MEMORIES」を観てみました。

オムニバス作品である、ということくらいしか知らなかったので、平成の大友とはなんぞやと、どんなものかワクワクしながら鑑賞したのですが、一口にSFとは言っても、それこそ宇宙脳やガンダム脳からすると、当初イメージしていたものとはかなり違った内容でした。というのも、AKIRAの先入観からもっと複雑怪奇なモノを想像していたのですが、ストーリーは実にシンプル。それでいて、3本ともくっきりとカラーが分かれているので、全体として飽きさせない作りになっていました。それぞれに見せ方は全く異なりますが、作画や動きは流石といったところです。

そんな中でも、特にエピソード2&3は独特な作品でして、思わず惹き付けられ、見入ってしまうようなアート色の強い内容でしたが、それでも娯楽映画の感想としては、決して素直に面白いと嚥下できない部分があり。私には、ちょっと灰汁が強過ぎるというか、作家の自己主張、性癖になかなか馴染むことが出来ませんでした。

全般を通して見ると、1話目でピークを迎えたテンションが、段々と萎んで行き、3話目に至る頃には底を迎えている感じで、そういう意味では、最も大衆受けするであろう、オーソドックスなまとめ方をしていたエピソード1が一番好きですね。このストレートで実に普通っぽい感じが、かなり好きでした。

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