2005年12月23日 (金)

SAF1、全10チームがエントリーを承認

「参加登録に関する手続き上の不備」からF1への参加申請が却下され、期限後の再申請を行っていた「スーパーアグリF1」が、来季F1シリーズへの参戦をほぼ確実なものとしました。エントリーに関して、現存10チーム全てから了承を得たことを発表しています。

「期限後のエントリーを承認してくれたすべてのチームに感謝すると共に、スーパーアグリF1チームが彼らと協力し、みなさんの期待に応えるべく全力を尽くすことを約束する。みなさんの支援に心から感謝し、期待に背かないようにしたい」

スーパーアグリの参戦には、分配金の減少などを理由に「ミッドランド」が最後まで抵抗していると伝えられていましたが、苦境を忍んだ鈴木亜久里代表も、最大の難関を乗り越えたことで、ホッと胸を撫で下ろしているのではないでしょうか。最終判断はFIAに委ねられていますが、遅くとも年明けには、佐藤琢磨の加入と共に来季F1への正式エントリーが発表されるでしょう。その暁には是非とも、F3時代からの盟友であり、BARホンダ時代の同僚でもあったアンソニー・デビッドソンを琢磨のパートナーに据えて欲しいものです。この二人がレギュラードライバーに収まってくれたら、これほどエキサイティングで嬉しいことはありません。期待を込めて、チームのマネジメントにも注目したいです。

なお、同日の声明では、3つのエレメントをシンボライズしたというチームロゴも併せて発表されました。

「第一の要素である‘S’は、すべてのチームとドライバーがサーキットの完璧なレーシングラインを探し当てるために挑まなければならないチャレンジ。第二の要素は‘炎’で、これは強さとすべてに打ち勝つ力。そして第三の要素‘手裏剣’は、スピードとパワーと正確さを意味する」

特にこれといって驚きも感慨もないデザインですが、一瞬NIKEと見紛いつつ、気勢の感じられるある意味とても“らしい”ロゴ。座りの良さを感じさせるスタイリッシュなフォントがよく似合っており、見慣れるにつれて実はちょっと格好良い。手続きの中途ではありますが、準備は万端といったところです。

Logo:SAF1

時に、「スーパーアグリF1」はエントリーに際して2002年型のアロウズのシャシーを使用すると言われていますから、シーズン序盤に戦闘力を発揮することは難しいでしょう。しかし、純日本チームのF1参戦は実に心躍るもので、エントリーが現実味を帯びてくる度に、期待と不安と興奮とに脳髄が打ち震える。近年、こんなにも面白いオフシーズンがあっただろうか、いや、ない!見事、開幕戦のグリッドに並んだ暁には、その奮闘ぶりを、魂を込めて見守ってやりたいですね。

リンク:
スーパーアグリ発進OK! 10チームがエントリーを承認
スーパーアグリ・フォーミュラワン、2006年F1参戦について(プレスリリース)
スーパーアグリのロゴは“S”と“炎”と“手裏剣”がモチーフ

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