2006年03月26日 (日)

F1、2007年の日本GPは富士スピードウェイで開催

富士スピードウェイ株式会社は、F1世界選手権の開催権利等を管理するフォーミュラ・ワン・アドミニストレーション(FOA)と、F1日本グランプリを2007年10月に富士スピードウェイで開催することで合意したことを発表しました。富士スピードウェイでのF1開催は、日本初開催となった1976年、翌1977年から約30年振りのこと。

富士スピードウェイが「日本グランプリ」の名を冠することになるとは意外でしたが、直前には鈴鹿サーキットとの併催も一部で報道されていたので、最終的には1カ国2GP開催になると見られています。

トヨタ傘下の富士スピードウェイは、その立地からコースそのものに対する評価まで、賛否両論あるサーキット。「F1を開催するに相応しいサーキットであるか」についても様々な意見がある一方、今回の決定に関しては、ホンダがトヨタに政治力で敗北したとも言われています。ただ、富士スピードウェイでの開催がどうこうというよりは、それによって鈴鹿サーキットがF1カレンダーから外されてしまう可能性がある、ということの方が問題。格式あるクラシックコースとして評価され、ドライバー人気も高いコースですから、今年で見納めというのはあまりにも寂しい。動向が注目されます。

リンク:
F1日本GP、富士へ! 来年10月の開催が正式決定!
富士F1開催で気になるアクセス、宿泊施設の状況は?
「日本グランプリ」の名は富士に。1カ国2GP開催なら鈴鹿のグランプリ名は?
F1富士開催決定でホンダが公式コメント「鈴鹿での継続開催を望む」

ARCHIVES

  • Browse All Archives [1745] »

RECENT ENTRIES